二重顎の脂肪吸引で「何も変わらなかった」。原因は脂肪ではないかもしれない

COLUMN

二重顎の脂肪吸引で「何も変わらなかった」。原因は脂肪ではないかもしれない

脂肪吸引では変わりにくい、二重顎の5つの原因

2026年10月26日 | 監修:院長 宋 珉英

高いお金を払って、痛みにも耐えた。半年たった。それなのに、写真を見比べてもほとんど変わっていない。「私の二重顎は、いったい何だったのか」。そう感じている方に読んでほしいコラムです。

先に結論から

二重顎の原因は、皮下脂肪だけではありません。骨格(小さな顎・後退した顎)、首の筋肉のゆるみ、皮膚のたるみ、筋肉より深い層の脂肪など、脂肪吸引では変わりにくい原因がいくつもあります。

脂肪吸引で変化がなかったなら、次にやるべきことは「もう一度吸う」ではなく、「本当の原因を見極める」ことです。

二重顎は「首と顎の角度」で決まる脂肪・骨格・筋肉・皮膚、どれが原因でも角度はぼやける角度がはっきり角度がぼやける

二重顎は、5つの原因が重なってできている

同じ「二重顎」でも、その中身は人によってまったく違います。

原因特徴脂肪吸引での変化
皮下脂肪皮膚のすぐ下の脂肪。つまむと厚くやわらかい変化が出やすい
深い層の脂肪首の筋肉(広頸筋)より下にある脂肪一般的な脂肪吸引では取りにくい
骨格顎が小さい・後ろに下がっている、喉の骨の位置が低いほとんど変わらない
筋肉のゆるみ広頸筋がゆるみ、首から顎の角度がぼやける変わらない、むしろ目立つことも
皮膚のたるみ皮膚そのものが下がっている変わらない、余りが強調されることも

脂肪吸引が得意なのは、いちばん上の「皮下脂肪」だけです。それ以外が主な原因だった場合、脂肪を取っても見た目はあまり変わりません。

二重顎をつくる層と、脂肪吸引が届く範囲皮膚たるむと覆いかぶさる皮下脂肪脂肪吸引で取りやすい広頸筋(首の筋肉)ゆるむと角度がぼやける深い層の脂肪一般的な吸引では取りにくい骨格・舌骨小さな顎・低い舌骨脂肪吸引が得意なのは、ここだけ

「つまめる厚み」が少なかった人は要注意

顎の下を親指と人差し指でつまんでみてください。つまめる厚みがしっかりあれば、皮下脂肪が二重顎の主な原因である可能性が高いです。

反対に、つまんでも薄いのに二重顎に見える。その場合は、骨格や筋肉、深い層の脂肪が関わっていると考えられます。もともと取れる脂肪が少なかったから、変化も少なかった。これが「変わらなかった」の正体であることは、決して珍しくありません。

【院長コメント:脂肪吸引で変化がなかった方を診察して、よく見つかる原因について】

院長 宋 珉英

骨格が原因の二重顎

顎先が小さい、または後ろに下がっていると、首から顎へのラインに角度がつかず、脂肪が少なくても二重顎に見えます。喉の骨(舌骨)の位置が低い方も同様です。

この場合、脂肪を取るより、顎先のボリュームを出してラインに角度をつけるほうが、すっきり見えることがあります。

筋肉・皮膚が原因の二重顎

年齢とともに首の筋肉(広頸筋)がゆるむと、首と顎の境目がぼやけます。皮膚がたるんでいれば、その上からさらに覆いかぶさります。

こうした状態では、脂肪を取ると支えがなくなり、かえってたるみや首のスジが目立つこともあります。必要なのは、筋肉や皮膚に働きかける治療です。

次に考えるべきこと

「変わらなかった」からといって、すぐにもう一度吸引するのはおすすめしません。原因が脂肪でなければ、何度吸っても結果は同じです。むしろ取りすぎによる凹凸やたるみを招くこともあります。

まずは、いまの顎下に脂肪がどれだけ残っているのか、骨格・筋肉・皮膚のどこに主な原因があるのか。それを確かめたうえで、合う治療を組み立てていきます。

原因がわかると、次の一手が決まる皮下脂肪が残っている再吸引を検討深い層の脂肪別のアプローチを検討骨格(小さな顎)顎先のボリュームで角度をつくる広頸筋のゆるみ筋肉に働きかける治療皮膚のたるみ皮膚のハリを整える治療

よくある質問

取り残しかどうかは、どうやって分かりますか?

顎下をつまんだときの厚みや、診察で脂肪がどれだけ残っているかを確認します。手術の時期や範囲の情報もあると判断しやすくなります。

骨格が原因の二重顎は、治療できますか?

顎先のボリュームを補ってラインに角度をつける方法などがあります。骨格の状態によって適した方法が変わるため、診察で判断します。

脂肪吸引をやり直せば変わりますか?

脂肪が十分に残っている場合は検討できますが、原因が脂肪以外にある場合は、再吸引で大きな変化は期待しにくいです。

こんな方はご相談ください

  • 二重顎の脂肪吸引を受けたのに、ほとんど変化を感じない
  • もともと顎下の脂肪は少ないほうだった
  • もう一度脂肪吸引をすべきか迷っている
  • 自分の二重顎の本当の原因を知りたい
宋

この記事の監修

宋 珉英

韓国みにょんクリニック銀座 院長。日本・韓国の医師免許を保有。JANPD・JABC 創設者。脂肪吸引後の仕上がりについて、皮膚・脂肪・筋肉のどこに原因があるかを見極めて修正を組み立てています。院長のご挨拶

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※本記事は一般的な情報の提供を目的としており、症状の経過や治療の効果には個人差があります。気になる症状がある場合は、手術を受けた医療機関または医師の診察を受けてください。

※脂肪吸引後の修正治療は自由診療(保険適用外)です。主なリスク・副作用として、腫れ、内出血、痛み、むくみ、拘縮、左右差、凹凸、感覚の鈍さ・しびれ、感染などが起こる可能性があります。費用は診察時にご説明します。最新のキャンペーンはcampaign.clinicをご覧ください。

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