二の腕韓国アイドルのボディメイク

二の腕の脂肪吸引を後悔したら。凸凹はオンダリフトとボトックスでどう整える?

LIPOSUCTION REVISION / 二の腕

二の腕の脂肪吸引を後悔したら。
凸凹はオンダリフトとボトックスでどう整える?

二の腕の筋肉の解剖と、2.45GHzマイクロ波の原理から考える修正の方法

監修 院長 宋 珉英 ・ 銀座 ・ 2026年10月24日

脂肪吸引をしたのに、二の腕がでこぼこして見える。
細くはなったはずなのに、腕を上げると段差がある。

「こんなはずじゃなかった」「脂肪吸引をしなければよかった」。二の腕の脂肪吸引のあとに、そんな後悔の気持ちを抱えてご相談に来られる方がいます。原因を聞かれて「脂肪の取りムラです」と一言で片づけられがちですが、実際に診察してみると、凸凹の正体はひとつではありません。

残った脂肪がつくる出っ張り。脂肪が薄くなったことで浮き出てきた筋肉の形。取りすぎた部分のへこみ。傷あとの硬さや皮膚のゆるみ。見た目は同じ「凸凹」でも、中身が違えば、整え方もまったく変わります。

先に結論

脂肪吸引後の二の腕の凸凹のうち、「出っ張って見える部分」の正体が残った脂肪ならオンダリフト、筋肉の張りならボトックスで、高い部分を低くして段差をなだらかにできる可能性があります。

一方で、取りすぎてへこんだ部分を、この2つで持ち上げることはできません。まず凸凹の一つひとつが何でできているかを見分けることが、修正のいちばん大事な一歩です。

なぜ脂肪吸引のあとに凸凹が出るのか

脂肪吸引は、皮膚の下の脂肪を細い管で吸い出す手術です。二の腕は脂肪の厚さが場所によって大きく違い、後ろ側は厚く、前側や肘の近くは薄い。その中で均一に脂肪を減らすのは、思っている以上に繊細な作業です。

術後に凸凹が見えるとき、考えられる原因は主に5つあります。

凸凹の正体見え方
残った脂肪吸引が少なかった部分が、こぶのように出っ張って見える
浮き出た筋肉脂肪が薄くなり、上腕三頭筋や三角筋の形がそのまま表に出る
取りすぎたへこみ脂肪が減りすぎた部分が、溝のようにくぼむ
癒着・線維化皮膚が下の組織に引っぱられ、硬さや引きつれが出る
皮膚のゆるみ中身が減ったぶん皮膚が余り、しわや波打ちが出る

実際には、これらが1本の腕の中で混ざっていることがほとんどです。後ろ側には脂肪が残り、肘の上はへこみ、肩の近くは筋肉が浮き出ている。そんな腕を、一つの治療でまとめて直すことはできません。

二の腕の筋肉の解剖を知っておく

凸凹の正体を見分けるには、皮膚の下に何があるかを知っておく必要があります。二の腕を輪切りにすると、中心に上腕骨があり、そのまわりを筋肉が囲み、さらに外側を皮下脂肪と皮膚が包んでいます。

二の腕の断面のイメージ。中心に上腕骨、前側に上腕二頭筋と上腕筋、後ろ側に上腕三頭筋、外側を皮下脂肪と皮膚が包み、後ろ側の脂肪がいちばん厚い 上腕二頭筋・上腕筋 上腕骨 上腕三頭筋 後ろ側の皮下脂肪がいちばん厚い 前側(力こぶ側) 後ろ側(振袖側)
  • 前側の筋肉
  • 後ろ側の筋肉
  • 皮下脂肪

構造を分かりやすく示したイメージ図です。実際の厚みには個人差があります。

二の腕の見た目に関わる筋肉は、主に3つです。

三角筋は、肩の付け根を丸く包む筋肉です。前部・中部・後部の3つの部分に分かれ、ここが発達していると肩が盛り上がり、腕が短く見えます。二の腕の脂肪吸引で肩の近くまで脂肪を減らすと、その丸みが急に目立つようになることがあります。

上腕二頭筋は、二の腕の前側、いわゆる力こぶの筋肉です。その奥には上腕筋という平たい筋肉があり、二つが重なって前側の厚みをつくっています。

上腕三頭筋は、二の腕の後ろ側の大部分を占める筋肉で、長頭・外側頭・内側頭の3つの頭から成ります。振袖と呼ばれる部分は、この上腕三頭筋の上に皮下脂肪が乗った場所です。脂肪吸引でその脂肪が薄くなると、三頭筋の輪郭や、頭と頭の境目が段差のように見えることがあります。

脂肪を減らすと、その下にある筋肉の形が見えてくる。
凸凹の一部は、実は「筋肉の出っ張り」なのです。

オンダリフトの原理:2.45GHzのマイクロ波で残った脂肪へ

オンダリフト(オンダプロ)は、イタリアのDECA社がつくった医療機器です。Coolwaves(クールウェーブ)と呼ばれる、2.45GHzの周波数のマイクロ波を使います。

マイクロ波は、組織の中の分子を揺らして熱を生み出すエネルギーです。オンダリフトは、皮膚の表面を冷やしながら照射することで、熱を皮膚の表面ではなく、その下の皮下脂肪の層に届けるよう設計されています。熱を受けた脂肪細胞はダメージを受け、時間をかけて体の中で処理されていくと考えられています。

脂肪吸引のあとに残った脂肪は、量は少なくても、こぶのように局所的に盛り上がっていることがよくあります。オンダリフトは、ハンドピースを当てる範囲と時間を部位ごとに調整できるため、出っ張っている部分だけに狙いを絞って脂肪を減らしていくことができます。切開も注射もないので、一度手術を受けた腕に、もう一度メスを入れずに済むのも大きな点です。

※オンダリフトの作用や効果の出方には個人差があり、脂肪の変化には一定の期間を要します。脂肪吸引後の修正に必ず有効とは限りません。

ボトックスが整えるのは「筋肉の出っ張り」

脂肪をいくら減らしても、出っ張りの正体が筋肉なら段差は消えません。そこで使うのがボトックスです。

ボトックスは、筋肉の働きを一時的にゆるめる注射です。よく使われて張っている筋肉は、働きが落ち着くと、少しずつボリュームが控えめになっていきます。肩の付け根が盛り上がっていれば三角筋、腕の後ろ側の輪郭が浮き出ていれば上腕三頭筋、前側の厚みが気になれば上腕二頭筋。どこが張っているかを見て、注射する場所を決めます。

効果は永久ではなく、数か月かけて少しずつ薄れていきます。打った直後は、腕を上げる・物を持つときに力が入りにくく感じることがあります。

オンダリフト×ボトックスで段差をなだらかにする考え方

この方法の考え方はシンプルです。凸凹のうち高い部分を、正体に合った治療で低くする。それによって、低い部分との段差をなだらかにしていきます。

出っ張りの正体見分けるヒント治療
残った脂肪力を抜くと、やわらかくつまめるオンダリフト
三角筋の張り肩の付け根が丸く盛り上がる三角筋ボトックス
上腕三頭筋の張り力を入れると、後ろ側の輪郭が硬く浮き出る上腕三頭筋ボトックス
上腕二頭筋の張り力を入れると、前側が硬く盛り上がる上腕二頭筋ボトックス

脂肪と筋肉の出っ張りが同じ腕に混ざっているときは、両方を組み合わせます。脂肪だけを減らせば筋肉の形が残り、筋肉だけをゆるめれば脂肪のこぶが残るからです。

組み合わせ方や回数、照射の時間は、凸凹の場所と大きさで変わります。最初からすべてを決めず、変化を見ながら次の一手を決めていきます。

実際の症例:二の腕の脂肪吸引後の凸凹

二の腕の脂肪吸引後に凸凹が残った腕の修正前後。修正前は二の腕の後ろ側に段差があり、修正後はラインがなだらかになっている
症例2792|二の腕の脂肪吸引後の凸凹修正
治療内容:オンダリフト ○分×○回+○○ボトックス ○回
撮影時期:最後の施術から約○か月後/費用:料金ページをご覧ください
主なリスク・副作用:赤み、熱感、腫れ、内出血、一時的な脱力感、左右差など。写真は同一の条件で撮影し、写真そのものの加工・修正は行っていません。掲載についてはご本人の同意を得ています。効果には個人差があります。

この方法で整えられないもの

正直にお伝えしておきたいことがあります。オンダリフトもボトックスも、「減らす」ための治療です。取りすぎてへこんだ部分を持ち上げることはできません。

へこみが主な原因なら、まわりの高い部分を少し下げて段差を目立たなくする方法はありますが、へこみそのものを埋めるには、脂肪注入など別の方法を考えることになります。癒着や線維化による引きつれ、大きな皮膚の余りも、この2つだけでは十分に整わないことがあります。

できることと、できないこと。
その線を最初に引くことが、修正を失敗させないいちばんの方法です。

いつから治療できる?

脂肪吸引のあとの腕は、腫れや硬さが落ち着くまでに時間がかかり、仕上がりは数か月かけて変わっていきます。腫れが残っている時期の凸凹は、時間とともになだらかになることもあります。

そのため、修正の治療をいつ始めるかは、手術からの期間だけでなく、腫れ・硬さ・傷あとの状態を診察して判断します。「まだ早い」とお伝えすることもあります。

私が最初に確かめること

脂肪吸引後の二の腕を診るとき、私はまず、腕を下ろした状態、上げた状態、力を入れた状態の3つで凸凹を見ます。

力を抜いたときに出て、つまむとやわらかいなら脂肪。力を入れたときに強く浮き出るなら筋肉。どの姿勢でもくぼんでいるなら、取りすぎたへこみ。指で皮膚を動かしたときに引きつれるなら、癒着を疑います。

一つひとつの凸凹に名前をつけてから、それぞれに合った治療を当てはめていく。地味な作業ですが、ここを飛ばすと、どんなに良い機器を使っても段差は残ります。

当院では、二の腕の脂肪吸引後のお悩みの症例を、お悩みごとにまとめています。ご自分の腕に近いものがあるか、ぜひ見てみてください。

よくある質問

二の腕の脂肪吸引を後悔しています。修正はできますか?

後悔の原因が凸凹であれば、その正体によって修正の方法が変わります。出っ張りが残った脂肪ならオンダリフト、浮き出た筋肉ならボトックスで段差をなだらかにできる可能性があります。取りすぎたへこみや強い癒着、大きな皮膚の余りには別の方法が必要になることもあるため、まず診察で原因を見分けます。

二の腕の脂肪吸引後の凸凹は、オンダリフトで治りますか?

凸凹の出っ張りの正体が残った脂肪であれば、オンダリフトで出っ張っている部分の脂肪を減らし、段差をなだらかにできる可能性があります。ただし、取りすぎてへこんだ部分を持ち上げることはできません。脂肪吸引後の修正に必ず有効とは限らないため、診察で原因を見分けてから判断します。

オンダリフトの2.45GHzのマイクロ波とは何ですか?

オンダリフトは、Coolwavesと呼ばれる2.45GHzの周波数のマイクロ波を使う医療機器です。皮膚の表面を冷やしながら照射し、熱を皮下の脂肪の層に届けるよう設計されています。熱を受けた脂肪細胞は、時間をかけて体の中で処理されていくと考えられています。

脂肪吸引のあと、なぜボトックスが必要になるのですか?

脂肪吸引で皮下脂肪が薄くなると、その下にある三角筋や上腕三頭筋の形が表に出て、段差のように見えることがあります。出っ張りの正体が筋肉の場合は、ボトックスで筋肉の働きをゆるめ、ボリュームを控えめにすることで段差をなだらかにしていきます。

脂肪吸引のあと、いつからオンダリフトを受けられますか?

一律の期間は決まっていません。腫れや硬さ、傷あとの状態によって判断します。腫れが残っている時期の凸凹は、時間とともになだらかになることもあるため、診察で時期をご相談します。

取りすぎてへこんだ部分はどうすればいいですか?

オンダリフトやボトックスは「減らす」治療のため、へこみそのものを埋めることはできません。まわりの高い部分を下げて段差を目立たなくする方法のほか、脂肪注入など別の方法を検討することになります。

他院で脂肪吸引を受けた場合でも相談できますか?

はい、ご相談いただけます。手術を受けた時期や、気になっている部分の写真をLINEで送っていただくと、診察がスムーズです。

宋

監修ドクター

宋 珉英(SONG MINYOUNG)

韓国みにょんクリニック銀座 院長。日本と韓国、両国の医師免許をもつWライセンスの医師。日本ボディメイク学会(JABC)理事。脂肪吸引後のデザイン修正では、凸凹の一つひとつが脂肪・筋肉・へこみのどれでできているかを見極めてから、治療を組み立てています。 プロフィールを見る

その凸凹、何でできている?

残った脂肪か、浮き出た筋肉か、へこみか。手術を受けた時期と、腕を下ろした・上げた写真をLINEで送っていただければ、どんな治療が考えられるかをお返事します。他院で手術を受けた方もご相談いただけます。

  • カウンセリング無料
  • LINEで写真相談OK
  • 銀座駅B4出口徒歩1分
脂肪吸引後の二の腕を相談するお電話 03-5579-5993
10:00〜18:00(月曜休診)/銀座4-3-9 天賞堂ビル8・9階

本コラムは一般的な情報の提供を目的としたもので、個別の診察に代わるものではありません。脂肪吸引後の修正には、手術の内容、経過、組織の状態に応じた個別の評価が必要です。効果には個人差があり、改善の程度を保証するものではありません。

リスク・副作用/料金について

本ページで紹介している施術はすべて自由診療(保険適用外)です。料金は各施術ページ・料金ページに記載のとおりです。オンダリフトの主なリスク・副作用:赤み、熱感、腫れ、圧痛、まれに内出血・水疱・熱傷・色素沈着など。ボツリヌストキシン製剤の肩・上腕(身体部位)への使用は適応外使用です。内出血、腕のだるさ、一時的な脱力感、左右差などが生じる場合があります。

未承認医療機器 オンダプロ(ONDA PRO)について

①未承認医療機器であること:本機器は医薬品医療機器等法上の承認を受けていません。
②入手経路等:当院医師の判断・責任のもと、正規販売代理店を通じて入手しています。
③国内の承認医療機器の有無:同一の性能を有する国内承認の医療機器はありません。
④諸外国における安全性等に係る情報:欧州CEマークを取得しています。重大な健康被害等の報告は、当院では把握していません。未知のリスクが生じる可能性があります。

万が一、副作用等が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。

関連記事

EN