そのほうれい線、
本当の原因はどちら?
「皮膚由来」か「脂肪由来」か ― 原因で治療は変わります|院長 みにょん(宋珉英)医師監修
まず結論 | ほうれい線は原因で治療が変わる
ほうれい線は一つの症状ではなく、原因によって主に「皮膚由来(皮膚のハリ低下)」と「脂肪由来(頬の脂肪の下垂)」に分かれます。目安として、頬を持ち上げて線が残れば皮膚由来、薄くなれば脂肪由来。原因が違えば適した治療も異なるため、「ほうれい線だからヒアルロン酸」と一律には決めず、まず原因を見極めることが大切です。
「ほうれい線を改善したい」と来院される方の多くが、ほうれい線を一つの症状だと思われています。しかし実際には原因が異なり、それぞれ適した治療法も異なります。当院では大きく①皮膚由来 ②脂肪由来の2つに分けて診断しています。
① 皮膚由来のほうれい線とは?
皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚のハリが低下することで刻まれるほうれい線です。口角の外側にできる口横ドレープしわも、同じように皮膚の弾力低下が原因となることが多くあります(くわしくは口横ドレープしわ(診療案内))。
皮膚由来に多い特徴
- 頬を持ち上げても線が残る
- 肌全体のハリが減ってきた
- 小じわも増えてきた
- 口横の皮膚が折れ曲がる
治療の選択肢:ソフウェーブ(Sofwave)
皮膚のハリ低下が主な原因の場合、皮膚を引き締めるソフウェーブが選択肢となることがあります。ソフウェーブは真皮(約1.5mm)へ超音波エネルギーを届け、コラーゲン・エラスチンの産生を促すことで、皮膚そのもののハリを高めることを目的とした治療です。「皮膚を育てる」アプローチで、皮膚由来のほうれい線・口横ドレープしわ・フェイスラインのたるみ・首のしわなどの改善が期待できます(効果には個人差があります)。ソフウェーブの向き・不向きはソフウェーブが向いている人・向いていない人もご参照ください。
② 脂肪由来のほうれい線とは?
年齢とともに頬の脂肪が下垂し、ほうれい線の上に脂肪が乗ることで影ができるタイプです。実際には線そのものよりも、脂肪の重みがほうれい線を目立たせています。
脂肪由来に多い特徴
- 頬を持ち上げるとほうれい線が薄くなる
- 笑うと脂肪が前に出る
- フェイスラインも重たい
- 下膨れが気になる
治療の選択肢:ONDAリフト
頬の脂肪の下垂が主な原因の場合、脂肪にアプローチするONDAリフトが選択肢となることがあります。ONDAリフトはマイクロ波(Coolwaves)を用いて脂肪へアプローチし、脂肪量の調整とともに皮膚の引き締めも目指す治療です。脂肪のボリュームを適切に整えることで、脂肪由来のほうれい線・下膨れ・ブルドッグライン・フェイスラインなどの改善が期待できます(効果には個人差があります)。「脂肪をコントロールする」アプローチです。オンダとソフウェーブの違いはオンダリフトとソフウェーブの違い|脂肪と皮膚どっちに効く?で解説しています。
セルフチェック|あなたはどちらのタイプ?
線が残る → 皮膚由来(皮膚のハリ低下が主体)
線が薄くなる → 脂肪由来(脂肪の下垂が主体)
ただし、両方が混在していることも多くあります。あくまで目安で、最終的な判断は診察で行います。
当院では、原因に合わせて治療を選択します
ほうれい線は、すべて同じ方法で改善できるわけではありません。皮膚のハリ不足が原因なら皮膚を引き締める治療、脂肪の下垂が原因なら脂肪にアプローチする治療——というように、原因に応じて選択肢が変わります。両方の要素がある場合には、皮膚と脂肪の両面から組み合わせることも可能です。皮膚由来のさらにくわしい考え方は皮膚由来の口横ドレープしわ|埋めると逆効果、引き締めて補うをご覧ください。
診察では、ほうれい線だけを見るのではなく、皮膚・脂肪・骨格のバランスまで評価し、お一人おひとりに適した治療をご提案します。
まとめ|「ほうれい線だから◯◯」ではなく「原因で選ぶ」
ほうれい線は、原因により皮膚由来・脂肪由来(・混合)に分かれ、それぞれ適した治療が異なります。頬を持ち上げて残るか薄くなるかがひとつの目安。「ほうれい線だからヒアルロン酸」と一律に決めず、原因を見極めてから治療を選ぶことが、自然な仕上がりへの近道です。
よくあるご質問(FAQ)
ほうれい線に種類があるのですか?
はい。ほうれい線は一つの症状ではなく、原因によって主に「皮膚由来(皮膚のハリ低下)」と「脂肪由来(頬の脂肪の下垂)」に分けられます。原因が違えば適した治療も異なるため、まず原因を見極めることが大切です。
皮膚由来か脂肪由来かは、どう見分けますか?
目安として、頬を指で持ち上げたときにほうれい線が残る場合は皮膚由来、薄くなる場合は脂肪由来の要素が強いと考えられます。ただし両方が混在することも多く、最終的な判断は診察で皮膚・脂肪・骨格のバランスを評価して行います。
皮膚由来のほうれい線にはどんな治療がありますか?
皮膚のハリ低下が主な原因の場合、皮膚を引き締めるソフウェーブが選択肢となることがあります。ソフウェーブは顔面及び頚部のしわ改善を目的に薬機法承認を取得した医療機器で、ほうれい線・たるみへの使用は承認適応外(自由診療)です。効果には個人差があります。
脂肪由来のほうれい線にはどんな治療がありますか?
頬の脂肪の下垂が主な原因の場合、脂肪にアプローチするONDAリフトが選択肢となることがあります。ONDAは国内未承認の医療機器で、医師の責任のもと個人輸入により使用します。効果には個人差があり、適応は診察で判断します。
本コラムは医学的な情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。ほうれい線の原因や適した治療は個人により異なり、効果の現れ方・持続期間・必要回数・リスク・副作用にも個人差があります。適応の判断には医師の診察が必要です。骨格や高度なたるみが主体の場合は、別の治療が適応となることがあります。
ソフウェーブ(Sofwave)は、中等度又は重度の顔面及び頚部のしわの改善を目的として、厚生労働省より薬機法承認を取得した医療機器です。国内で初めて承認された「皮膚引締め用超音波照射器」に該当します。本コラムで扱うほうれい線・たるみへの使用は、薬機法上の承認適応ではありません。施術効果には個人差があります。治療後、一時的に赤み・腫れ・熱感・圧痛・疼痛などが生じる場合があります。当院では、美容医療関連3学会(日本美容外科学会〔JSAPS〕・日本美容外科学会〔JSAS〕・日本美容皮膚科学会)が策定した「皮膚引締め用超音波照射器(Sofwaveシステム)適正使用指針」に基づき、安全講習を修了した医師が施術を行います。※本治療は顔面及び頚部のしわ改善を目的として承認された医療機器を使用しています。ほうれい線、フェイスラインのたるみ等への治療は自由診療として行われ、承認適応外使用を含みます。
ONDA(オンダ/ONDAリフト)は、マイクロ波(Coolwaves)を用いる医療機器です。日本国内では薬機法上の承認を得ていません。医師の判断と責任のもと個人輸入により導入しており、同一の性能を有する国内承認機器はありません。万一、健康被害が生じた場合も、医薬品副作用被害救済制度等の公的救済制度の対象外です。海外での使用実績はありますが、国内では未承認である点にご留意ください。照射により赤み・腫れ・熱感・痛み等が生じることがあります。効果には個人差があります。
その原因、「皮膚」か「脂肪」か見極めます
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本コラムは医学的な情報提供を目的としており、診断・治療の確約ではありません。治療の適応・内容・リスク・副作用・費用は個人により異なります。必ず事前に医師とご相談ください。個人の感想・結果は効果を保証するものではありません。
韓国みにょんクリニック 銀座 | 院長 みにょん(宋珉英)医師監修