脂肪吸引のあとの「余った皮膚・残った脂肪・凹凸」に|手術しない「層別」アプローチ

脂肪吸引後 韓国式美肌建築メソッド

脂肪吸引後の余った皮膚・凹凸・たるみに|手術しないソフウェーブ+注入という選択|韓国みにょんクリニック銀座
FACE DESIGN COLUMN | 13

脂肪吸引のあとの「余った皮膚・残った脂肪・凹凸」に
手術しない「層別」アプローチ

韓国みにょんクリニック in 銀座 | 院長 みにょん(宋珉英)医師監修

脂肪吸引をしたのに、皮膚が余ってたるんだ」「凹凸や左右差が残った」「こけて老けた」——そして「もう切るしかない」と言われた。こうしたご相談は少なくありません。ですが、脂肪吸引のあとに残る不満は、皮膚と脂肪という「層」の違いで原因が分かれます。だからこそ、手術の前に深さ別に手当てするという選択肢があります。

脂肪吸引のあとに残る「3つの不満」

脂肪吸引後に「思っていた仕上がりと違う」と感じる背景は、大きく3つに分けられます。

こんなことはありませんか?

  • 脂肪は減ったが、皮膚が余ってたるんだ
  • 凹凸・段差・左右差が残った
  • 取りすぎてこけ・やつれが出た
  • もう手術(切除)しかない」と言われた
  • でも、これ以上のメスは避けたい

これらは「失敗」と一括りにされがちですが、実際には余った皮膚・取り切れず残った脂肪・凹んだ土台という、原因の異なる問題が混ざっています。

「余った皮膚は切るしかない」の前に、できること

確かに、皮膚が高度に余って大きく垂れ下がっている場合は、外科的な切除が適応になることもあります。これは正直にお伝えすべき点です。ただし、軽度〜中等度の皮膚のゆるみや凹凸であれば、メスを入れずに対応できることがあります。

鍵は「層」です。皮膚(真皮)は浅い層、脂肪は深い層にあります。届く深さは治療ごとに違うので、どの層に問題があるかで手当ての方法を分けて考えます。

深さで分けて考える ― 層別アプローチ

皮膚と脂肪は「層」が違う | 深さ別アプローチの考え方

表皮・ソフウェーブ(約1.5mm)・真皮(約2.0mm)・オンダプロ(約3.0mm)・皮下脂肪(約4.0mm)の深さ別アプローチ図

余った皮膚=浅い層はソフウェーブ、残った脂肪=深い層はオンダプロ、凹み・こけは注入で補う。状態に応じて必要なものを組み合わせます(全員が全てを受けるわけではありません)。

余った皮膚(浅い層)には「ソフウェーブ」

余った皮膚は、皮膚そのもののゆるみです。ソフウェーブは真皮の浅い層(約1.5mm)に作用し、引き締めとコラーゲン生成を促します。脂肪を減らす治療ではないため、すでにこけている方でもさらに痩せさせずに皮膚を引き締められるのが、脂肪吸引後に向く理由です。

ソフウェーブは2025年4月、中等度〜重度の顔面・頚部のしわ改善を目的に国内で薬機法承認を取得した医療機器ですが、たるみ・凹凸への使用は承認適応の範囲外(適応外使用)にあたる場合があります。対応できるのは軽度〜中等度の皮膚のゆるみまでで、高度な皮膚余りは切除が適応になることがあります。

残った脂肪(深い層)には「オンダプロ」

取り切れず残った脂肪や、深い層のもたつきには、マイクロ波で深い脂肪層(約3.0mm前後)に届くオンダプロが候補になります。浅い層を狙うソフウェーブとは作用する深さが異なるため、「皮膚はソフウェーブ/脂肪はオンダ」と層で役割を分けて考えます。

凹み・こけ・段差には「エラビエリトゥオ+ヌボエン」で補う

脂肪吸引後に最も整えにくいのが、凹凸・段差・こけです。ここは引き締めるだけでは平らになりません。足りない土台を補う発想が必要です。当院では、エラビエリトゥオ(ECMの補充)ヌボエンなどを、凹んだ部分に合わせて補います。ヒアルロン酸でボリュームを足して埋めるのではなく、皮膚の土台そのものを補って段差をならすという考え方です。

💡 POINT|「引き締め」だけでは、脂肪吸引後の凹凸は整わない

脂肪吸引後の修正でつまずきやすいのは、引き締め(ソフウェーブ)だけで終えてしまうことです。取りすぎ・凹凸には、凹んだ土台を補う工程まで含めて設計する必要があります。「引き締め」と「補充」をセットで考えるのが、脂肪吸引後の修正の要点です。

ただし「手術が必要なケース」もあります

誤解のないようにお伝えします。高度な皮膚余り・大きな段差・重度の取りすぎは、ソフウェーブや注入では十分に整わず、外科的な切除や脂肪注入が適応になることがあります。手術しない層別アプローチが向くのは、あくまで軽度〜中等度の状態です。まずは「非外科で対応できる範囲か、外科が必要か」を診察で見極めることが、遠回りを避ける近道です。

症例|脂肪吸引のあとの口元・頬を、手術せず整えた例

脂肪吸引のあとに、口元〜頬のもたつき・凹凸が気になっていた方の例です。皮膚のゆるみと土台の低下が主体と判断し、ソフウェーブ1回+エラビエリトゥオ6cc+ヌボエン4ccで、引き締めと補充を組み合わせました(オンダプロは使用していません)。動画で変化をご覧いただけます。

ソフウェーブ+エラビエリトゥオ+ヌボエン | 動画で見る Before → After(1回)

脂肪吸引後の口元〜頬のもたつき・凹凸の変化。1回の施術後の状態で、効果の現れ方には個人差があります。施術内容・回数は状態により異なります。

まとめ|脂肪吸引後の不満は「層」で分けて手当てする

脂肪吸引のあとに残る余った皮膚・残った脂肪・凹凸は、皮膚と脂肪という層の違いで原因が分かれます。余った皮膚(浅い層)はソフウェーブ、残った脂肪(深い層)はオンダプロ、凹み・こけは注入で補う——層別に手当てを組み合わせることで、手術の前にできることがあります。

「もう切るしかない」と言われても、軽度〜中等度であれば手術しない選択肢が残っていることがあります。一方で、高度なケースは外科が適応になることも。まずはどの層に何が起きているのかを見極める診察から始めることをおすすめします。

よくあるご質問(FAQ)

脂肪吸引で余った皮膚は、手術(切除)しかないのですか?

高度に皮膚が余っている場合は外科的な切除が適応になることもあります。一方で、軽度〜中等度の皮膚のゆるみであれば、ソフウェーブなどの引き締めや、土台を補う注入で対応できることがあります。どちらが向くかは状態によるため、診察での見極めが必要です。

脂肪吸引のあとに凹凸ができたのですが、治せますか?

凹凸や段差は、引き締めだけでは整いにくく、凹んだ部分に土台を補う発想が必要になることがあります。当院ではエラビエリトゥオやヌボエンなどの注入で補うことがあります。ただし大きな段差や重度の取りすぎは外科的修正が適応になることもあり、効果には個人差があります。

なぜ皮膚と脂肪で治療が分かれるのですか?

皮膚(真皮)は浅い層、脂肪は深い層にあり、届く深さが治療ごとに異なるためです。余った皮膚=浅い層にはソフウェーブ、残った脂肪=深い層にはオンダプロ、というように、深さに合わせて使い分けます。

ヒアルロン酸で凹みを埋めた方が早いのでは?

凹みにボリュームを足すだけだと、不自然な膨らみや段差につながることがあります。皮膚の質や土台の低下が背景にある場合は、埋めるより土台を補う方が自然に整うことがあります。状態に合わせて判断します。

1回で変わりますか?

1回でも変化を感じる場合がありますが、状態によっては複数回をおすすめすることがあります。効果の現れ方・持続には個人差があり、診察で見極めます。

ご注意・医療機器/未承認医薬品について

本コラムは医学的な情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。効果の現れ方・持続期間・リスク・副作用は個人により異なり、適応の判断には医師による診察が必要です。脂肪吸引後の状態によっては、外科的な修正が適応となる場合があります。他院での施術内容を批判する意図はありません。

ソフウェーブ(Sofwave)は2025年4月、中等度〜重度の顔面・頚部のしわ改善を目的として国内で薬機法承認を取得した医療機器です(皮膚引締め用超音波照射器として国内初)。たるみ・凹凸・脂肪吸引後の皮膚のゆるみへの使用は、承認された効能・効果の範囲外(適応外使用)となる場合があります。施術は美容医療3学会の適正使用指針および安全講習に基づいて行います。

ONDA PRO(オンダプロ)、エラビエリトゥオ(Re2O)、ヌボエンは、いずれも国内で薬機法上の承認を得ていない医療機器・注入製剤です(ONDA PROは欧州CE・米国FDA取得)。医師の判断と責任のもと個人輸入により導入しており、同一の性能・成分を有する国内承認品はありません。万が一重篤な副作用が生じた場合も医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。エラビエリトゥオはヒト由来(無細胞同種真皮・hADM)製剤を含むため、施術後は原則として献血ができません。妊娠中・授乳中の方への施術は行いません。注入治療・照射では内出血・腫れ・赤み・痛み・しこり・熱傷・色素沈着等が生じることがあります。諸外国における安全性等の情報は診察時にご説明いたします。

本コラムは医学的な情報提供を目的としており、診断・治療の確約ではありません。治療の適応・内容・リスク・副作用・費用は個人により異なります。必ず事前に医師とご相談ください。個人の感想・結果は効果を保証するものではありません。

韓国みにょんクリニック 銀座 | 院長 みにょん(宋珉英)医師監修

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