脂肪吸引後の凸凹を「切らずに」治す
― 減らせるのは脂肪、減らせないのは皮膚
細くなったのに、なぜかキレイに見えない。その理由は、脂肪だけを見ていたからかもしれません。
脂肪吸引で「細さ」は手に入れたのに、皮膚の表面が波打つようにボコボコしたり、引きつれたり、あるいは脂肪が減った分だけ筋肉のラインが浮き出てゴツゴツして見える。こうした仕上がりに悩む方は、少なくありません。
これらの悩みには、部位を問わないひとつの共通点があります。それは、脂肪吸引で減らせるのは脂肪だけで、それを覆っていた皮膚は減らないということです。中身が減ったぶん、皮膚が自力で縮んで追いつけるかどうか。ここが、仕上がりを決める最大の分かれ道になります。
これまで、こうした「他院修正」といえば、再びメスを入れる再手術や脂肪注入が一般的でした。けれど今は、解剖学に基づいた「切らない」修正という選択肢があります。このコラムでは、銀座で日韓の医師免許を持つ院長が、脂肪吸引後の凸凹を脂肪・皮膚・筋肉の3つの層に分けて捉える考え方と、メスを使わずに滑らかに整える方法を解説します。他院で受けた施術後のご相談も承っています。
凸凹の正体は「脂肪の残り」だけではない
吸引したのに凸凹が残るのは、なぜでしょうか。原因を「取り残し」の一言で片づけると、修正を誤ります。
術後の拘縮(こうしゅく)と呼ばれる一時的な硬さは、多くの場合術後3か月ごろにピークを越え、そこから半年ほどかけて和らいでいきます。けれど、その山を越えてもなお、表面のボコボコや段差が残ることがあります。その原因は、主に3つに分かれます。
つまり凸凹は、単に脂肪が残っている問題ではなく、脂肪・皮膚・筋肉という異なる層の状態が絡み合って生じています。一括りにせず、層ごとに見極めることが修正の第一歩です。
Loose skin全部位に共通する本丸は「余った皮膚」
脂肪吸引は、脂肪を減らす手術です。けれど、その脂肪を覆っていた皮膚は、手術で減るわけではありません。
顔でも、二の腕でも、お腹でも、太ももでも、ふくらはぎでも。部位を問わず、脂肪吸引後の不満の多くは「脂肪の問題」ではなく「皮膚の問題」に行き着きます。減った中身に対して、皮膚がどれだけ自力で縮めるか(リトラクション)。ここが仕上がりを決めています。
皮膚が縮む力は、年代で大きく変わります
皮膚の収縮は、真皮のコラーゲンとエラスチンの弾力に支えられています。この弾力は加齢とともに低下するため、同じ量を吸引しても、年代によって結果はまったく異なります。
| 年代 | 皮膚が縮む力 | 起こりやすいこと | 考え方 |
|---|---|---|---|
| 20代 | 比較的良好 | 収縮は追いつきやすい。取りムラ由来の段差が主 | 凸凹の均一化が中心 |
| 30代 | やや低下 | 部分的な緩み、肌質の低下 | 引き締めを加える |
| 40代 | 明確に低下 | 細かなシワ、皮膚のたわみ | 引き締め+弾力の補い |
| 50代〜 | 大きく低下 | 皮膚の余りが目に見えて残る | 切らない治療の限界を要確認 |
※ 年代はあくまで目安です。同じ年代でも、皮膚の厚み・日焼けの既往・体重変動の履歴・妊娠出産歴によって収縮力は変わります。診察で実際につまんで確かめます。
「シワシワになる」のは、2つのことが同時に起きているから
脂肪が減った後、皮膚が縮みきれずに残ると、余った面積が細かい波打ちとして表面に出ます。これは「皮膚の面積が余っている」ことと「皮膚の弾力が落ちている」ことが同時に起きている状態です。
ですから、対処も2方向が必要になります。ひとつは皮膚そのものを縮めること。もうひとつは皮膚の中身(弾力)を補うこと。片方だけでは物足りない結果になりやすく、両方をそろえて初めて質感が変わります。この具体的な組み合わせは、後の章で解説します。
「凸凹」と呼ばれるものは、実は一つではありません
ご相談で最も多い言葉が「ボコボコ」ですが、その正体は人によって違います。触って硬い隆起があるなら線維化、つまんで皮膚が余っているならたわみ、押しても戻らない凹みなら脂肪の欠損。ここを切り分けずに機器を当てても、変化は限定的です。
| お悩み | 主な原因はどこか | 切らない修正での対応 |
|---|---|---|
| シワシワになる | 皮膚(面積の余り+弾力低下) | 皮膚を縮める+弾力を補う |
| 波打つような凸凹 | 線維化と皮膚のたわみの複合 | 硬さをほぐす+皮膚を引き締める |
| 取り残しの膨らみ | 脂肪 | 厚みを整える |
| 硬さ・引きつれ | 線維化・癒着 | 硬い組織へのアプローチ |
| 左右差 | 吸引量の差、または骨格 | 厚い側を整えて近づける。骨格由来は対応困難 |
| 深い陥没 | 脂肪そのものの欠損 | 切らない治療では埋められません |
「ボコボコ」という一つの言葉の裏に、皮膚・脂肪・線維化・骨格という別々の原因が隠れています。修正の成否は、機器の性能よりこの切り分けの正確さで決まります。
Our method当院の「3層レイヤー診断」
一般的な修正治療は、凹んだ部分に脂肪を足し、凸の部分から脂肪を引く、という脂肪層だけに注目したアプローチが主流です。けれどこの方法では、皮膚のたるみや、浮き出た筋肉のラインは根本的に解決できません。
当院では、体を立体的に捉える3層レイヤー診断を行います。触診・視診に加え、必要に応じてエコー検査や動作時のライン分析を用いて、次の3層を個別に評価します。
皮膚・脂肪・筋肉の3層を個別に評価し、どの層が主体かを見極めます。
※ どの層が主体かは人によって異なり、多くは複数の層が絡み合っています。診察で見極めたうえで、必要な手段だけを選びます。
切らない修正の核:ソフウェーブとオンダプロ
切らない修正の主軸となるのが、ソフウェーブ(Sofwave)とオンダプロ(Onda Pro)という2つのエネルギー機器です。どちらも熱を用いて組織にはたらきかけますが、届く深さと役割が異なります。
| 比較項目 | ソフウェーブ | オンダプロ |
|---|---|---|
| エネルギー源 | 超音波(SUPERB™) | マイクロ波(Coolwaves®) |
| 主な作用層 | 真皮中層(約1.5mm) | 皮下脂肪層および真皮層 |
| 主な対象 | 皮膚のたるみ・表面の波打ち・ハリ低下 | 取り残しの脂肪の厚み・硬い線維化 |
| イメージ | 皮膚をピタッと引き締める | 硬い部分をほぐし、厚みを整える |
| 国内承認 | 顔面・頸部のしわに対し承認済 (体幹は適応外) | 未承認医療機器 |
従来のハイフ(HIFU)が点で加熱するのに対し、ソフウェーブは同期した超音波ビームを並列に照射し、真皮中層(約1.5mm)を面で温めます。コラーゲンの新生を促し、皮膚そのものを引き締めます。脂肪層を狙わないため、これ以上脂肪を減らしたくない部位——頬こけが心配な顔や、細くなりすぎた二の腕でも、脂肪を減らさずに皮膚だけを整えられるのが特徴です。脂肪吸引後という「すでに脂肪が減っている状態」において、この性質は特に重要になります。
イタリアDEKA社のマイクロ波(Coolwaves®)を用いる機器です。マイクロ波は水分を多く含む組織に吸収されやすい性質があり、表皮を冷却で守りながら深部にはたらきかけます。吸引しきれなかった脂肪の厚みや、術後の拘縮で硬く線維化した組織に対し、硬さをやわらげて段差を滑らかにする目的で用います。
実際の凸凹は、脂肪の取り残し(凸)と皮膚のたるみ(凹)が混在していることがほとんどです。そのため、まずオンダプロで硬い組織をほぐして厚みを整え、そのあとソフウェーブで皮膚を引き締める——という順序の組み合わせが有効です。
For loose skin余った皮膚には「縮める」×「満たす」
前の章でお伝えしたとおり、余った皮膚には「面積が余っている」ことと「弾力が落ちている」ことの両方が関わっています。そこで当院では、役割の異なる2つを組み合わせます。
| ソフウェーブ | エラビエ リジュトゥオRe2O | |
|---|---|---|
| 役割 | 縮める・引き締める | 満たす・弾力を補う |
| はたらく層 | 真皮中層(約1.5mm) | 真皮 |
| 対応するもの | 皮膚の面積の余り | 皮膚の弾力の低下 |
| 変化の出方 | 照射後、数か月かけて | 2〜3週間後から徐々に |
ヒト由来の脱細胞真皮(hADM)を真皮層に注入し、皮膚の土台となる細胞外マトリックス(ECM)を補うという考え方の製剤です。ソフウェーブが「今ある皮膚を縮める」治療であるのに対し、こちらは「皮膚の中身そのものを補う」アプローチにあたります。変化は施術後2〜3週間ほどから徐々に現れ、間隔をあけた複数回の施術を前提とします。
※ 国内未承認の医療機器・医薬品にあたる場合があります。詳細はページ下部の注記をご確認ください。
なぜ、片方だけでは足りないのか
脂肪吸引によって引き伸ばされ、弾力を失った皮膚は、熱を加えるだけでは反応が鈍いことがあります。縮ませたい素材そのものが痩せている状態だからです。真皮の中身を補って引き締め治療の「土台」をつくる——これが、2つを組み合わせる理由です。
順序としては、まずソフウェーブの熱刺激でコラーゲンの新生を促し、そのうえでエラビエ リジュトゥオRe2Oで材料を補う流れが基本になります。ただし、同日に行うか、どの程度間隔をあけるかは皮膚の状態によって変わるため、診察のうえで組み立てます。
特にこの組み合わせが向くケース
- 40代以降で、細かなシワや皮膚のたわみが目立つ
- 二の腕やお腹など、もともと皮膚が薄く伸びやすい部位
- 大量に吸引し、皮膚の収縮が明らかに追いついていない
- 体重の増減を繰り返した既往がある
※ 皮膚の余りが大きい場合、切らない治療のみで完全に解消することは困難です。その場合は、皮膚切除を伴う外科的治療が適していることを診察時に率直にお伝えします。
筋肉の浮き出しには、ボディボトックス
ここが、脂肪だけを見るクリニックが見落としがちなポイントです。脂肪が減って筋肉が浮き出た「ゴツゴツ感」は、脂肪をどう扱っても変わりません。筋肉そのものの張りをやわらげる必要があります。
上腕三頭筋、太ももの外側広筋、ふくらはぎの腓腹筋などにボツリヌス毒素製剤を用いると、筋肉の過度な緊張がやわらぎ、力を抜いたときだけでなく、動いたときにも滑らかなラインを保ちやすくなります。再手術で脂肪を戻すのではなく、張りを緩めることで輪郭を整える——これが、当院が「仕上げの美学」と呼ぶ考え方です。
※ ボツリヌス毒素製剤の四肢(二の腕・太もも・ふくらはぎ等)への使用は、国内で承認された効能・効果の範囲外(適応外使用)です。効果は永続的ではなく、個人差があります。
部位別の考え方
「余った皮膚」という共通の課題を抱えながらも、部位ごとに皮膚の厚み・伸びやすさ・重力や筋肉の影響が異なります。そのため、同じ機器を使っても設計は変わります。
→ 顔(口元・ほうれい線)の修正について詳しく
→ 二の腕の修正について詳しく
→ お腹の修正について詳しく
→ 太もも(内もも・外もも)の修正について詳しく
→ ふくらはぎの修正について詳しく
症例|口元の再デザイン
顔の脂肪が減って口元が支えを失い、口横のしわ・もたつきとして出ていた例です。皮膚の引き締め(ソフウェーブ)と、支持の補い(エラビエ リジュトゥオRe2O)を組み合わせています。まさに「縮める」×「満たす」の考え方を、顔に応用した例です。
別の例では、口横のドレープ状のしわ(皮膚が余ってできる縦の連なり)に対し、エラビエ リジュトゥオRe2Oで構造を緩やかに補いました。1回の施術後の変化です。
施術の様子(エラビエ リジュトゥオRe2O)。
・費用:自由診療(保険適用外)。金額は下記「料金」および診察時にご案内します。
・主なリスク・副作用:赤み、腫れ、内出血、熱感、左右差、注入部位のしこり など
・エラビエ リジュトゥオRe2Oは国内未承認の医療機器・医薬品です(詳細はページ下部)
・写真・動画は1回の施術後の一例です。効果のあらわれ方には個人差があり、結果を保証するものではありません。
外科的修正との違いと、判断の基準
脂肪吸引後の凸凹を修正する方法として、国内には脂肪吸引・注入に特化した外科系クリニックがあります。それらの外科的修正と、当院の切らない修正には、思想と適応に明確な違いがあります。どちらが良い・悪いではなく、状態によって向き・不向きがあります。
外科的修正が向くケース
取り残した脂肪を再度吸引したり、深くくぼんだ部分に脂肪を注入したりする方法です。脂肪を吸いすぎたことによる深い陥没や、明らかな左右非対称など、物理的に大きなボリューム調整が必要な重度の症例で高い効果を発揮します。一方で、一度手術した組織は内部が硬く癒着しているため難易度が上がり、再手術に伴う腫れ・内出血・ダウンタイム、新たな傷跡や線維化のリスクを伴います。
切らない修正が向くケース
注射や照射のみで行うため、切開による新たな傷跡や癒着のリスクがありません。施術直後から日常生活に戻りやすく、周囲に知られにくいことも利点です。皮膚表面の細かな波打ち、軽度〜中等度の段差、皮膚の余り、筋肉の浮き出しに向いています。ただし、皮膚が筋肉と深く癒着した重度の陥没や、大幅なボリューム不足には限界があり、その場合は外科的修正が適しています。
いつから始められるか
修正治療は、早すぎても遅すぎても得をしません。回復の途中で判断すると、自然に改善するはずのものまで治療対象にしてしまいます。逆に待ちすぎると、硬さが定着して反応が鈍くなります。
| 時期 | 体の状態 | この時期の考え方 |
|---|---|---|
| 〜術後2か月 | 腫れ・むくみが残り、硬さが強まる時期 | 圧迫やセルフケアが中心。凸凹の評価はまだしません |
| 術後3か月〜 | 拘縮のピークを越え、輪郭が見え始める | 切らない修正の開始時期。硬さ・引きつれから着手 |
| 術後6か月〜 | 形がほぼ定まる | 皮膚の余りや左右差を評価し、治療を組み直す |
| 術後1年〜 | 硬さが定着 | 改善は期待できますが、回数が増える傾向があります |
※ 3か月はあくまで開始の目安です。腫れの引き方には個人差があるため、診察のうえで判断します。
判断の目安
| 状態・お悩み | 向いているアプローチ |
|---|---|
| 重度の陥没、深い溝、明らかな左右差 | 外科的修正(脂肪注入・再吸引) |
| 皮膚表面の細かな凸凹、たるみ、波打ち | 切らない修正(ソフウェーブ) |
| 皮膚が余ってシワシワに見える | 切らない修正(ソフウェーブ+エラビエ リジュトゥオRe2O) |
| 取り残した硬い脂肪、軽度の段差 | 切らない修正(オンダプロ 等) |
| 細くなったが、筋肉が浮き出てゴツゴツする | 切らない修正(ボディボトックス) |
| 皮膚の余りが大きく、たわみが著しい | 皮膚切除を伴う外科的治療 |
脂肪吸引後の凸凹に悩む多くの方は、「もう一度痛い思いをして再手術をするのは怖い」「これ以上傷跡を増やしたくない」という負担を抱えています。まずは、リスクの低い切らない修正の適応かどうかを診断すること。必要最小限の治療で滑らかさを取り戻すことが、現代の美容医療のあり方だと考えています。
料金
| メニュー | 通常料金(税込) | モニター価格(税込) |
|---|---|---|
| ソフウェーブ (1回/照射範囲・ショット数:要記入) |
¥275,000 | ¥132,000 |
| オンダプロ (60分/1回) |
¥88,000 | ¥39,600 |
| ボディボトックス 部位・製剤により異なります(下表) |
¥66,000〜¥143,000 | ¥52,800〜¥114,400 |
| エラビエ リジュトゥオRe2O (1ccあたり) |
¥22,000 | (要記入) |
| 余った皮膚の修正コース ソフウェーブ+エラビエ リジュトゥオRe2O 内訳:(要記入/例:ソフウェーブ1回+Re2O 6cc) |
¥407,000 | ¥220,000 |
ボディボトックス 部位別料金
脂肪吸引後に筋肉が浮き出て見える場合に用いる、筋肉コントロールの料金です。使用する製剤によって金額が異なります。
| 部位 | 製剤 | 通常料金(税込) | モニター価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 二の腕 (上腕三頭筋) | アラガン 1回 | ¥88,000 | ¥70,400 |
| ディスポート 1回 | ¥77,000 | ¥61,600 | |
| 韓国産 1回 | ¥66,000 | ¥52,800 | |
| 太もも | アラガン 1回 | ¥143,000 | ¥114,400 |
| ディスポート 1回 | ¥121,000 | ¥96,800 | |
| 韓国産 1回 | ¥88,000 | ¥70,400 | |
| ふくらはぎ | アラガン 1回 | ¥132,000 | ¥105,600 |
| ディスポート 1回 | ¥99,000 | ¥79,200 | |
| 韓国産 1回 | ¥75,000 | ¥60,000 |
※ 二の腕(上腕三頭筋)は1か月以内のリタッチを含みます。
※ 肩・三角筋・上腕二頭筋のボトックスも取り扱いがあります。詳細はお問い合わせください。
※ すべて自由診療(保険適用外)です。表示は税込の総額で、記載以外の追加費用はかかりません(麻酔・薬代等が別途必要な場合は要記入)。回数や組み合わせは診察でご提案します。
・お顔が特定できる範囲、使用媒体、使用期間:(要記入)
・対象となる部位・回数・適用条件:(要記入)
・モニター価格の適用には診察のうえ判断が必要です。すべての方にご案内できるものではありません。
・割引率は施術ごとに設定しています(ブライダルモニターは別途設定:要記入)。
・モニターの場合、1か月ペースでのご来院と、最終施術後のアフター写真撮影にご協力いただきます。
・デポジットとして¥10,000をお預かりし、アフター写真の撮影後に指定口座へご返金します。
・通常料金は、当院で相当期間にわたり実際に適用している価格です。
・モニターであっても、治療内容・リスク・副作用の説明は通常診療と同一です。
こんな方に読んでいただきたい
- 脂肪吸引をしたのに、表面がボコボコして見える
- 細くなったのに、皮膚が余ってシワシワになった
- 細くなったのに、筋肉が浮き出てゴツゴツする
- 左右差が気になっている
- 再手術や脂肪注入は、傷跡やダウンタイムが怖い
- ノースリーブや脚を出す服を、また着られるようになりたい
- 他院で脂肪吸引を受けた後の相談先を探している
主なリスク・副作用・ダウンタイム
- 赤み・腫れ・内出血・熱感(多くは数日〜2週間程度で軽快)
- ソフウェーブ:施術中の熱感、まれに赤み・色素変化
- オンダプロ:一時的な硬結(しこり感)、まれに熱傷
- ボディボトックス:一時的な筋力低下、左右差、注射部位の痛み
- エラビエ リジュトゥオRe2O:注入部位の赤み・腫れ・内出血・痛み、しこり、まれにアレルギー反応・感染。変化が現れるまでに時間を要し、複数回を前提とします
- 脂肪溶解注射を併用する場合:腫れ、痛み、内出血。国内未承認の医薬品を用いることがあります
- 効果のあらわれ方には個人差があり、複数回を要する場合があります
- 重度の癒着・深い陥没、および皮膚の余りが大きい場合は、切らない治療のみでの改善が困難です
よくあるご質問
- 脂肪吸引後に皮膚が余ってシワシワになりました。切らずに治せますか。
- 皮膚の余りが軽度から中等度であれば、皮膚を引き締めるソフウェーブと、皮膚の弾力を補うエラビエ リジュトゥオRe2Oを組み合わせることで、改善が期待できます。ただし皮膚の余りが大きい場合や、年齢的に弾力の低下が著しい場合は、切らない治療のみで完全に解消することは困難で、皮膚切除を伴う治療が適していることがあります。まずは実際につまんで余り具合を確かめる診察が必要です。
- 脂肪吸引後、いつから切らない修正を受けられますか。
- 原則として、前回の脂肪吸引から3か月以上が経過し、術後の強い腫れが落ち着いてからをお勧めしています。術後3か月ごろは拘縮による硬さがピークを越える時期にあたり、皮膚・脂肪・筋肉のどの層に問題が残っているのかを見極めやすくなります。一方、術後1〜2か月の段階はまだ回復の途中で、自然に改善していく余地が大きいため、この時期の凸凹だけで方針を決めることはしません。なお3か月時点でも経過の途中であることに変わりはないため、まずは硬さや引きつれへのアプローチから始め、皮膚の余りに対する治療は経過を見ながら段階的に組み立てます。
- 脂肪吸引後の左右差は、切らずに直せますか。
- 左右で脂肪の残り方に差がある場合は、厚い側を整えることで近づけられる可能性があります。一方、骨格そのものの左右差や、片側を吸引しすぎたことによる欠損が原因の場合は、切らない治療での改善は困難です。まず原因がどこにあるのかを見極めることが先になります。
- ソフウェーブやオンダプロの施術中に痛みはありますか。
- どちらも皮膚表面の冷却システムを備えているため、痛みを抑えながら受けていただけます。ソフウェーブは照射時にチクチクとした熱感を感じることがありますが、ご希望に応じて麻酔クリームを併用できます。オンダプロはじんわりとした温かさを感じる程度のことが多くあります。感じ方には個人差があります。
- ボディボトックスの効果はどれくらい持続しますか。
- 注入後2〜4週間かけて徐々に現れ、筋肉が柔らかくなります。持続期間には個人差がありますが、一般的に数か月程度です。ラインを保つために、定期的なメンテナンス注入をご提案することがあります。四肢への使用は適応外使用にあたります。
- 外科的な修正(脂肪注入など)が必要になるのはどんな場合ですか。
- 皮膚表面の細かな波打ちや軽度〜中等度の段差、筋肉の浮き出しは切らない修正で改善が期待できます。一方、脂肪を吸いすぎて皮膚が下の筋肉と深く癒着し、クレーターのように陥没している場合や、ボリュームが大幅に不足している重度症例では、外科的修正が適していることがあります。当院では初診時に3層レイヤー診断を行い、無理に非侵襲的治療を勧めることはせず、外科的修正が必要な場合はその旨を誠実にお伝えします。
- 他院で脂肪吸引をした後でも相談できますか。
- はい。他院での施術後のご相談も承っています。可能であれば、施術記録(吸引した部位・量)をお持ちください。現在の状態を診察のうえ、適した方針をご提案します。
部位別の詳しいページ
※ ソフウェーブは国内承認の医療機器です(承認番号 30700BZX00082000/承認された使用目的:顔面および頸部のしわの改善)。顔面・頸部以外への使用は、承認された使用目的の範囲外(適応外使用)にあたります。
※ オンダプロは、医薬品医療機器等法上、国内未承認の医療機器です。国内で承認されている同一の性能を有する医療機器はありません。当院医師の判断・責任のもと、適正な経路を通じて輸入し使用しています。重大なリスクが報告される可能性があり、副作用等が生じた場合に医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※ ボツリヌス毒素製剤の四肢(二の腕・太もも・ふくらはぎ等)への使用は、国内で承認された効能・効果の範囲外(適応外使用)です。
※ エラビエ リジュトゥオRe2O(ヒト脱細胞真皮/hADM)および脂肪溶解注射に用いる薬剤は、国内未承認の医療機器・医薬品にあたる場合があります。国内で承認されている同一の成分・性能を有する製品はありません。副作用等が生じた場合に医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※ 効果のあらわれ方には個人差があり、効果を保証するものではありません。治療方針は診察のうえ個別に決定します。