二重あご・あご下のもたつきは「脂肪」が原因かも
オンダリフトが向く人・向かない人
韓国みにょんクリニック in 銀座 | 院長 みにょん(宋珉英)医師監修
「痩せても二重あごが消えない」「横顔のあご下がもたついて、フェイスラインがぼやける」——こうしたお悩みは、原因が脂肪だけとは限りません。脂肪が原因のタイプにはオンダリフト(ONDA PRO)が向くことがありますが、脂肪が少ない方に行うと顔こけにつながることも。だからこそ、まず「何が原因でもたついているのか」を見極めることが先です。
二重あご・あご下は「痩せれば消える」とは限りません
あご下のもたつきは、見た目が似ていても中身が違います。体重を落としても変わらない、という方が少なくないのは、原因が脂肪以外にもあるからです。主な要素は次のとおりです。
こんなサインはありませんか?
- 痩せているのに、あご下だけもたつく
- 横顔のあご〜首のラインがぼやけている
- フェイスラインが四角く・重く見える
- ハイフを受けても脂肪のもたつきは変わらない気がする
- うつむくとあご下のたるみが気になる
あご下のもたつき、原因を分けて考える
あご下に脂肪がついてもたつくタイプ
皮下脂肪が厚く、横から見るとあご〜首の境目がぼやけるタイプ。食事・運動で落ちにくい部分脂肪で、脂肪に作用するオンダリフトが候補になります。
皮膚のゆるみでたるむタイプ
脂肪は多くないのに、加齢で皮膚がゆるんでもたつくタイプ。脂肪を減らす治療よりも引き締めが向き、オンダ単独では物足りないことがあります。
その他
機器では解決しにくいタイプ
あごの骨格・後退、舌の位置、姿勢、むくみなどが背景にある場合、機器による脂肪・引き締め治療だけでは解決しにくく、別のアプローチが必要なことがあります。
このように、あご下のもたつきは「脂肪型」だけがオンダリフトの主な適応です。原因を取り違えると、治療しても変化を感じにくかったり、後述のように顔こけにつながったりします。
脂肪が原因なら「オンダリフト(ONDA PRO)」が向くことがあります
オンダリフトは、イタリアDEKA社のマイクロ波機器ONDA PRO(オンダプロ)を用いた施術です。特殊なマイクロ波を脂肪層に届けて脂肪を減らしながら、真皮の引き締めも狙います。あご下(二重あご)は、オンダが検討されやすい代表的な部位のひとつです。皮膚表面は冷却で保護されるため、強い痛みやダウンタイムが少ないのも特徴です。
つまり脂肪型のあご下もたつきに対しては、「脂肪を減らす」+「引き締める」を一度に狙える点が、オンダリフトの利点といえます。
ただし「脂肪が少ない人」には向きません — 顔こけに注意
ここが最も大切な注意点です。オンダリフトは脂肪を減らす方向の治療です。そのため、もともと脂肪が少ない方・痩せ型の方・皮膚のたるみが主な原因の方に行うと、もたつきが取れるどころか顔がこけて、やつれた印象につながることがあります。
また、原因がむくみや骨格・姿勢にある場合、脂肪を減らす治療では本質的な解決になりません。「二重あご=オンダ」と一律に考えるのではなく、脂肪が原因かどうかを見極めることが、満足度を左右します。
オンダリフトが向くのは、あくまであご下に減らすべき脂肪がある「脂肪型」の方です。脂肪が少ない方に行えば顔こけのリスクがあり、原因が皮膚のたるみや骨格なら別の治療が必要になります。同じ「二重あご」でも、原因の見極めが治療選択の出発点です。
ハイフ・脂肪溶解注射・脂肪吸引との違い
| 項目 | オンダリフト | ハイフ(HIFU) | 脂肪溶解注射 |
|---|---|---|---|
| 主な働き | マイクロ波で脂肪減+引き締め | 主に引き締め | 薬剤で脂肪を分解 |
| あご下脂肪への作用 | 脂肪に作用しやすい | 脂肪量は変わりにくい | 脂肪に作用(複数回が多い) |
| ダウンタイム | 少なめ | 少なめ | 腫れが出ることがある |
| 注意点 | 脂肪が少ないと顔こけ | 脂肪型には物足りないことも | 腫れ・経過に個人差 |
なお、ほうれい線における脂肪由来・皮膚由来の見分け方やオンダとソフウェーブの使い分けについては、別の院長解説コラム「ほうれい線にONDA PROとSOFWAVEどっち?」でもくわしく解説しています。
症例|あご下のもたつきが気になっていた方
横顔のあご下のもたつきが気になっていた方の例です。脂肪型のあご下と判断し、オンダリフトを2回行いました。
オンダリフト | あご下・フェイスライン Before → After(2回)
脂肪型のあご下に対してオンダリフトを行い、横顔のあご〜首のラインのもたつきがやわらいだ例。2回の施術後の状態で、効果の現れ方には個人差があります。
セルフチェック|あなたのあご下はどのタイプ?
原因別・どのアプローチが向いている?
- あご下につまめる脂肪がある → 脂肪型(オンダリフトが候補)
- 痩せているのにあご下がもたつく → 皮膚たるみ・骨格の可能性(脂肪治療は顔こけ注意)
- 朝はマシで夕方もたつく → むくみの影響も
- あごが小さい・後退している → 骨格要素(機器では解決しにくい)
まとめ|二重あごは「脂肪かどうか」で治療が変わる
二重あご・あご下のもたつきは、脂肪・むくみ・皮膚のたるみ・骨格など、原因がさまざまです。脂肪が原因の「脂肪型」には、脂肪を減らしながら引き締めるオンダリフトが向くことがあります。一方で、脂肪が少ない方に行えば顔こけのリスクがあり、原因が皮膚のたるみや骨格なら別の治療が必要です。
「二重あごだからオンダ」と一律に決めるのではなく、あなたのあご下が何でもたついているのかを見極める診察から始めることをおすすめします。
よくあるご質問(FAQ)
痩せているのに二重あごがあるのはなぜですか?
二重あご・あご下のもたつきは、脂肪だけでなく、むくみ、皮膚のたるみ、骨格や舌の位置・姿勢などが関係していることがあります。体重が標準でも、あご下に脂肪がつきやすい方や、これらの要素が重なっている方では二重あごが目立つことがあります。
オンダリフトはあご下の脂肪に効果がありますか?
あご下(二重あご)はオンダリフト(ONDA PRO)が検討されやすい部位のひとつです。マイクロ波で脂肪層に作用し、脂肪を減らしながら引き締める目的で用いられます。ただし、もたつきの原因が脂肪かどうかで適応が変わるため、診察での見極めが必要です。効果には個人差があります。
オンダリフトで顔がこけることはありますか?
オンダリフトは脂肪を減らす方向の治療です。もともと脂肪が少ない方や、痩せ型・皮膚のたるみが主な原因の方に行うと、かえって顔がこけて見えることがあります。脂肪が原因かどうかを見極めたうえで適応を判断します。
ハイフや脂肪溶解注射とは何が違いますか?
ハイフは主に引き締め、脂肪溶解注射は薬剤で脂肪を分解、脂肪吸引は外科的に脂肪を取り除く治療です。オンダリフトはマイクロ波で脂肪を減らしつつ引き締めを狙う点が特徴ですが、いずれも向く悩みが異なるため、原因に合わせて選びます。
何回くらい必要ですか?
状態により異なり、複数回をおすすめすることがあります。効果の現れ方・持続には個人差があり、診察で見極めます。
本コラムは医学的な情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。効果の現れ方・持続期間・リスク・副作用は個人により異なり、治療の適応・原因の見極めには医師による診察が必要です。特に脂肪が少ない方では、顔こけ・やつれた印象につながることがあります。
ONDA PRO(オンダプロ)は、国内において薬機法上の承認を得ていない医療機器です(欧州CEマーク・米国FDAは取得済み)。医師の判断と責任のもと個人輸入により導入しています。同一の性能を有する国内承認機器はありません。リスク・副作用として、紅斑・浮腫・腫れ・皮下出血・しこり(硬結)・熱傷・水疱・瘢痕・色素沈着等が生じることがあります。諸外国における安全性等の情報は診察時にご説明いたします。
その二重あご、まず「脂肪かどうか」から見極めます
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本コラムは医学的な情報提供を目的としており、診断・治療の確約ではありません。治療の適応・内容・リスク・副作用・費用は個人により異なります。必ず事前に医師とご相談ください。個人の感想・結果は効果を保証するものではありません。
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