目の上のくぼみ、ヒアルを入れる前に
「エラビエ Re2Oファイン」で土台から
韓国みにょんクリニック in 銀座 | 院長 みにょん(宋珉英)医師監修
「目の上がくぼんで、疲れて見える・老けて見える」——このお悩みで最初に挙がるのがヒアルロン酸です。ただ、上まぶたは顔のなかでも特に皮膚が薄く、ヒアルでは凸凹や不自然なふくらみが出やすい繊細な部位。当院では、まずくぼみの原因を見極めたうえで、ボリュームを足すのではなく皮膚の土台(ECM)を補うエラビエ Re2Oファインという選択肢をご提案しています。
目の上のくぼみは「ヒアルを足す」だけが答えではありません
目の上のくぼみの定番治療は、ヒアルロン酸や自己脂肪注入で足りないボリュームを埋める方法です。たしかに有効なこともありますが、上まぶたは皮膚・皮下組織が薄く、浅く入れれば凸凹、入れすぎれば重く不自然になりやすい——という難しさがあります。
こんな経験・不安はありませんか?
- ヒアルを入れたら凸凹・ボコつきが出た
- 上まぶたが重く・不自然に腫れて見えた
- 注入したのにまた戻ってきた
- 繊細な目元にヒアルを入れるのが怖い
- くぼみの影でいつも疲れ顔に見える
当てはまる方は、「もっとヒアルを足す」より、原因に合った別のアプローチが向いている可能性があります。
その「くぼみ」、原因は一つではありません
目の上のくぼみは、見た目は似ていても原因が異なります。原因を取り違えると、治療が的を外してしまいます。当院では大きく次の3つに分けて考えます。
萎縮型
加齢で眼窩脂肪が減ってくぼむタイプ
年齢とともに上まぶたを支える眼窩脂肪が萎縮し、くぼみと影が出るタイプ。ボリューム補充の考え方が合いますが、薄い部位ゆえ足し方が重要です。
ECM低下型
皮膚そのものが薄く・質が落ちたタイプ
皮膚の菲薄化・ハリ低下でくぼみや小じわが目立つタイプ。ボリュームより、皮膚の土台(ECM)を補うアプローチが向きます。エラビエ Re2Oファインが候補です。
下垂型
注入では解決しない要注意タイプ
まぶたを上げる筋肉の働きが弱い眼瞼下垂が背景にあると、くぼんで見えることがあります。この場合は注入では根本改善せず、かえって重く見えることも。外科的な対応の検討が必要です。
つまり、「くぼんでいるからヒアルを入れる」ではなく、なぜくぼんで見えるのかを見極めることが先決です。特に眼瞼下垂が主な原因の場合、注入は適応になりません。
なぜ繊細な上まぶたで「ヒアルロン酸」は難しいのか
上まぶたは、顔のなかでも皮膚がとても薄い部位です。そのため、ヒアルロン酸を浅い層に入れると凸凹(エンボス)が出やすく、製剤が透けて青みがかって見えることもあります。量が多いと重く腫れぼったい印象に傾きます。実際、目の上のヒアル注入は高度な技術を要し、凸凹のトラブルが起こりやすいことは多くのクリニックでも指摘されています。
だからこそ、皮膚の質や土台の低下が原因のくぼみには、ボリュームを乗せるのではなく、土台そのものを立て直す発想が向くことがあります。
「エラビエ Re2Oファイン」とは — 土台(ECM)を補う
エラビエ Re2O(リトゥオ)は、皮膚の土台であるECM(細胞外マトリックス)を補うことを目的とした注入製剤です。なかでもファインは粒子が細かく設計されており、皮膚の薄い目元にも扱いやすいのが特徴です。くぼみにボリュームを乗せて埋めるのではなく、皮膚の土台を内側から立て直して、自然なハリ・厚みを取り戻していく——という考え方の治療です。
Re2O(エラビエ)の仕組みや、肌の土台から見直すという考え方については、「第5世代スキンブースター Re2Oとは」でくわしく解説しています。
目の上のくぼみは、ボリュームを足せば足すほど自然になるわけではありません。特に皮膚が薄い目元では、足す発想が凸凹や重さにつながることがあります。皮膚・ECMの低下が原因なら、土台そのものを補って厚みとハリを取り戻す方が、繊細な目元では自然に仕上がりやすい——というのが当院の考え方です。
症例|目の上のくぼみが気になっていた方
上まぶたのくぼみと、それによる疲れた印象が気になっていた方の例です。皮膚の薄さ・土台の低下が目立つタイプと判断し、エラビエ Re2Oファインで土台を補いました。
エラビエ Re2Oファイン | 目の上のくぼみ Before → After(1回)
皮膚の土台を補うことで、上まぶたのくぼみと影がやわらいだ例。1回の施術後の状態で、効果の現れ方には個人差があります。なお眉のデザイン差による印象変化は本治療の効果とは異なります。
セルフチェック|あなたの「目の上くぼみ」タイプは?
原因別・どのアプローチが向いている?
- 年齢とともに上まぶたがやせてくぼんできた → 脂肪萎縮型(補充の設計が重要)
- 皮膚が薄く、小じわやハリ低下も気になる → 皮膚・ECM低下型(エラビエ Re2Oファイン)
- ヒアルで凸凹・不自然になった経験がある → 土台を補う方向を相談
- まぶたが開きにくい・眠そうに見える → 眼瞼下垂型の可能性(注入では解決しないため要診察)
ヒアルロン酸・脂肪注入・エラビエ Re2Oファインの違い
| 項目 | ヒアルロン酸 | 自己脂肪注入 | エラビエ Re2Oファイン |
|---|---|---|---|
| 主な働き | ボリュームを埋める | 自分の脂肪で補う | 皮膚の土台(ECM)を補う |
| 上まぶたでの相性 | 薄い部位で凸凹が出やすい | 定着にばらつき・DTが長め | 細かい粒子で目元に扱いやすい |
| 考え方 | 足して埋める | 足して埋める | 土台を立て直す |
| 注意点 | 凸凹・青み・重さが出ることも | 採取部のケアが必要 | 眼瞼下垂が原因の場合は適応外 |
まとめ|「くぼみ=ヒアル」ではなく「原因で選ぶ」
目の上のくぼみは、加齢による脂肪萎縮、皮膚・ECMの低下、そして眼瞼下垂など、原因がさまざまです。原因が違えば、向く治療も変わります。特に皮膚が薄い上まぶたでは、ボリュームを足す発想が凸凹や重さにつながることがあり、皮膚の土台を補うエラビエ Re2Oファインが向くケースがあります。一方で、眼瞼下垂が主な原因なら注入では解決しません。
「くぼんでいるからヒアル」と決める前に、まずはなぜくぼんで見えるのかを見極める診察から始めることをおすすめします。
よくあるご質問(FAQ)
目の上のくぼみにヒアルロン酸を入れると凸凹になりますか?
上まぶたは皮膚や皮下組織が薄いため、浅い層にヒアルロン酸を入れると凸凹やふくらみが出やすい部位です。量や層の調整が難しく、不自然になることがあります。原因によっては、ボリュームを足すより土台を補う治療が向くことがあります。
目の上のくぼみの原因は何ですか?
加齢による眼窩脂肪の萎縮、皮膚そのものの菲薄化、もともとのくぼみ目などがあります。また、まぶたを上げる筋肉の働きが弱い眼瞼下垂が背景にあると、くぼんで見えることもあります。原因によって向く治療が異なるため、見極めが大切です。
エラビエ Re2Oファインとは何ですか?
皮膚の土台である細胞外マトリックス(ECM)を補うことを目的とした注入治療です。ファインは粒子が細かく、皮膚の薄い目元にも扱いやすいよう設計されています。ボリュームを乗せるのではなく、土台そのものを立て直す考え方の治療です。
眼瞼下垂が原因でも注入で改善しますか?
まぶたを上げる筋肉の問題(眼瞼下垂)が主な原因の場合、注入では根本的な改善は難しく、かえって重く見えることもあります。この場合は外科的な対応が検討されます。まず原因を見極めることが重要です。
効果はどのくらい持続しますか?
持続期間には個人差があり、状態や回数によって異なります。複数回の施術をすすめる場合もあります。詳しくは診察でご説明します。
本コラムは医学的な情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。効果の現れ方・持続期間・リスク・副作用は個人により異なり、治療の適応・原因の見極めには医師による診察が必要です。目の周囲は繊細な部位であり、内出血・腫れ・赤み・痛み・しこり・凸凹等が生じることがあります。
エラビエ Re2O(リトゥオ/ファインを含む)は、国内で薬機法上の承認を得ていない医薬品であり、医師の判断と責任のもと個人輸入により導入しています。同一成分・性能を有する国内承認品はありません。重大なリスク・副作用が明らかになっていない可能性があり、万が一重篤な副作用が生じた場合も医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
エラビエ Re2Oはヒト由来(無細胞同種真皮・hADM)製剤です。日本赤十字社の基準により施術後は原則として献血ができません。妊娠中・授乳中の方への施術は行いません。諸外国における安全性等の情報は診察時にご説明いたします。
その目の上のくぼみ、まず「原因」から見極めます
エラビエ Re2Oファイン・目元のご相談はこちらから
本コラムは医学的な情報提供を目的としており、診断・治療の確約ではありません。治療の適応・内容・リスク・副作用・費用は個人により異なります。必ず事前に医師とご相談ください。個人の感想・結果は効果を保証するものではありません。
韓国みにょんクリニック 銀座 | 院長 みにょん(宋珉英)医師監修