院長解説コラム | 症例#1263
CASE #1263 | 混合型 × 5剤併用治療

本気で改善したい方への多層介入
──5剤併用で全層に同時アプローチ

韓国みにょんクリニック 銀座 | 院長 みにょん 医師監修

「ヒアルロン酸を1本入れる程度では物足りない」「過去にいろいろ試したけど、満足できなかった」「もう、本気で全部やってほしい」──そんなご希望をお持ちの方には、5剤併用治療という選択肢があります。これは 表皮・真皮・SMAS・脂肪層という顔の4つの層に、それぞれ専用の治療を同時に行う多層介入アプローチ。1剤では届かない深さ・広さ・複合的な変化を、5剤で同時に実現します。本コラムでは、混合型ほうれい線(O-M)に5剤併用治療を実施した症例#1263を例に、院長 みにょんが解説します。

「5剤併用」とは何か──層別に最適化された治療の組み合わせ

5剤併用治療は、ただ 「治療を5つ並べる」のではありません。顔の各層に対して、最も効く治療を1つずつ選び、組み合わせるという戦略的アプローチです。

💡ここが重要──「無作為な組み合わせ」ではない

5剤併用は、闇雲に治療を増やすことではありません。顔の各層(表皮〜真皮〜SMAS〜脂肪層)には、それぞれ最も効く治療が決まっています。それを層別に選び、相補的に組み合わせる──これが多層介入の本質です。

例えば、脂肪層にはオンダリフト(RF)、SMASにはソフウェーブ(HIFU)、真皮にはエラビエリトゥオ・ヌボエン・ジュベルック(注射剤)──各層を担当する治療が明確に役割分担しています。だから5剤が「足し算」ではなく「相乗効果」を生み出すのです。

5剤それぞれの役割──「どの層を、どう治療するか」

本症例で使用した5剤の機序的役割分担をご紹介します。

治療名 対象の層 役割(何をするか)
オンダリフト 脂肪層・SMAS RF(高周波)で脂肪層を熱凝集・収縮。引き締めを担当。
ソフウェーブ SMAS HIFU(超音波)でSMASを引き締め。たるみ全般に対応。
エラビエリトゥオ 真皮・皮下 皮膚補充注射で 段差を緩和。容積過剰にならない。
ヌボエン 真皮 スキンブースターで 皮膚質を改善。ハリ・潤いの底上げ。
ジュベルック 真皮 コラーゲン再生注射で 弾力回復。長期的な肌再生。

このように、脂肪層・SMAS・真皮・表皮までを5剤で完全カバー。1剤だけでは届かない領域に、相補的にアプローチすることで、複合的な変化が得られます。

「混合型」ほうれい線とは──5剤併用が最も効く理由

本症例の患者様は 「混合型(O-M)」──脂肪由来と皮膚由来の 両方が並存するタイプです。混合型では、脂肪層への介入だけでも、皮膚層への介入だけでも、片方しか改善しないのが特徴です。

だからこそ、混合型こそ 多層介入が最も理に適っているのです。脂肪層・SMAS・真皮を同時にカバーすることで、混合型の「両方が原因」という病態を完全にカバーできます。

🏥 JANPD 診断基準

JANPD(Japanese Classification of Nasolabial Perioral Drape)

ほうれい線・口横ドレープしわを 原因・構造・動態で体系的に分類する日本発の診断基準。混合型(O-M)では、「層別に最適化された多剤併用」が最も効果的とされ、5剤併用は 多層介入理論の臨床応用最大例と位置づけられます。当院院長 みにょんが主宰する日本ほうれい線・口横ドレープ研究会(JANPD)の臨床分類体系です。

みにょん式N分類とE-Signテストで自分のタイプを知る

N分類はほうれい線の本数で判定。N1(1本)は進行軽度、N2(枝分かれ)は皮膚由来の関与あり、N3(束状)は皮膚由来優位。本症例(#1263)はN1──進行軽度の段階でしたが、患者様が包括的な改善を希望されたため、5剤併用を選択しました。

E-Signテストは「イー」発音時の口横変化で判定。E0(陰性)は脂肪由来優位、E1(軽度陽性)は皮膚由来関与あり、E3(重度陽性)は皮膚由来優位。本症例はE1──皮膚由来関与が始まった混合型でした。

JANPD派生診断──あなたはどのタイプ?

本症例(#1263)は混合型に該当。混合型は 戦略強度の選択肢が最も幅広いのが特徴です。

低リスク

脂肪由来

N1/O-F/S型 + E0

頬の脂肪が原因タイプ

皮膚自体は良好。オンダリフト(RF)またはFat X(脂肪溶解)で完結します。脂肪層への単独介入で十分。

移行期|本症例

混合型

N1/O-M/S型 + E1

脂肪+皮膚 両方が関与

3戦略強度から選択:5剤併用(最大)/糸+ヒアル(中間)/プロファイロ単独(最小)。本症例は最大強度を選択。

要注意

皮膚由来

N1〜N2/O-S/S型 + E3

皮膚のたるみが主因

ヒアル単独では悪化リスクあり。ソフウェーブで縮める+エラビエリトゥオで補充の2ステップが正解。

タイプ別の正しい治療選択

タイプ別 治療ガイド

脂肪由来(O-F)

オンダリフト・Fat Xで完結。脂肪層への単独介入で十分。5剤併用は不要です。

混合型(O-M) ★ 本症例

3戦略から選択。「本気で全部やりたい」方には 5剤併用(最大介入)。「ナチュラルに」ならプロファイロ単独、「立体改善」なら糸+ヒアル。

皮膚由来(O-S)

ソフウェーブで縮める+エラビエリトゥオで補充の2ステップ。皮膚層を中心にした2剤併用で対応します。

症例#1263:5剤併用治療のBefore/After

混合型ほうれい線症例#1263。5剤併用(オンダリフト・ソフウェーブ・エラビエリトゥオ・ヌボエン・ジュベルック)治療を実施したBefore/After写真。韓国みにょんクリニック銀座。
BEFORE / AFTER5剤併用治療後
分類:N1 / O-M / S型 + E1(混合型・1本ライン・静止型・E-Sign軽度陽性)
治療:5剤併用(複数回) / 費用:各治療 9,900円〜(税込・コース割引あり)/ 期間:3〜6ヶ月

Beforeの状態では、ほうれい線の段差頬下部のボリューム感皮膚のハリ低下と、複数の要素が同時に存在していました。Afterでは 皮膚全体のトーン・ハリが改善し、頬下部の輪郭が引き締まり、ほうれい線の段差が緩和。1剤では到達できない、複合的な変化が見て取れます。

5剤併用治療は、数ヶ月かけて段階的に施術を進めます。本症例の場合も、各治療を適切な間隔で重ねていくことで、相乗効果が累積的に発現していきました。

院長 みにょんから

なぜ「5剤併用」を選んだのか

本症例の患者様は、「もう、本気で全部やってほしい」という強いご希望でご来院されました。診察でN1/O-M/S+E1(混合型・進行軽度)と判定。1剤治療でも改善は得られる段階でしたが、患者様の 「短期間で包括的に変えたい」という価値観から、5剤併用(最大強度)を選択しました。

重要なのは、5剤すべてが 機序的に異なる役割を担っていることです。「ただ多く治療する」のではなく、「顔の各層を、それぞれ最も効く治療でカバーする」──これが多層介入の真の意味です。だからこそ、相乗効果として、1剤では到達できない結果が得られました。

── 韓国みにょんクリニック銀座 院長 みにょん

5剤併用治療の詳細

★ TREATMENT

5剤併用治療 ── 顔の全層に同時アプローチ

治療期間
3〜6ヶ月
段階的施術
費用(1治療)
9,900円〜
コース割引あり
ダウンタイム
分散型
各治療軽微

5剤併用は 各治療を1〜2週間ごとに分散して受けるのが基本です。一度にすべて受けるのではなく、機器系と注射系を組み合わせて、ダウンタイムが集中しないよう調整します。

効果は施術が進むごとに 累積的に発現し、最終的に3〜6ヶ月で安定します。患者様のスケジュール・予算に応じて柔軟にプランをご提案します。

💡結論──「本気の改善」は、層別アプローチで実現する

5剤併用治療は、「治療を多くする」ことが目的ではありません。「顔の各層を、それぞれ最も効く治療でカバーする」ことで、1剤では到達できない包括的な改善を実現する治療です。

「過去にいろいろ試したけど満足できなかった」「短期間で本気で変えたい」というご希望の方には、最も適した選択肢です。本症例の患者様は、ご自身の 「本気で全部やりたい」という価値観に合致した治療を選んだからこそ、満足のいく結果を得られました。

⚠️ご注意

本コラムは医学的な情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。5剤併用治療は 「全員に推奨する治療ではありません」。患者様の病態・ご希望・予算・ライフスタイルから総合的に判断して、最適な治療強度をご提案します。正確な判断は医師による診察が必要です。

★ 治療内容の詳細

施術の主な内容・リスク・費用

施術名5剤併用治療(オンダリフト・ソフウェーブ・エラビエリトゥオ・ヌボエン・ジュベルックの組み合わせ)
治療内容顔面の脂肪層・SMAS・真皮・表皮の各層に、それぞれ最適化された治療を組み合わせて施術。多層介入により複合的な改善を狙う。
治療期間・回数3〜6ヶ月かけて段階的に施術(機器系3〜6回+注射系2〜4回)。各治療は1〜2週間ごとに分散して実施。
費用各治療 1回 9,900円〜44,000円(税込)。5剤併用コースは割引あり。総額は組み合わせ・回数により変動。最新価格は当院公式サイト・カウンセリングにて確認可能。
主なリスク・副作用各治療のリスクが複合的に発生する可能性:
・施術中〜直後の温感、軽度の発赤・腫脹
・注射部位の内出血(1〜2週間で吸収)
・極稀に水疱・色素沈着・神経刺激症状
・血管塞栓(注射剤・極稀)・感染
・各薬剤へのアレルギー反応
・脂肪減少・容積過多による輪郭変化(非可逆的)
・効果には個体差あり、期待した効果が得られない場合もある
禁忌・適応外妊娠中・授乳中・体内金属埋入・ペースメーカー使用者・薬剤アレルギー既往・自己免疫疾患の活動期・皮膚疾患急性期などは適応外となる場合あり。カウンセリングにて医師判定。
未承認薬剤・
機器の有無
本治療で使用する一部の機器・薬剤の薬機法における承認状況については、医師の責任で使用しています。詳細はカウンセリングにて説明します。
※ 治療効果には個体差があります。本ページに掲載の症例写真は、本症例に固有のものであり、すべての患者で同等の結果が得られることを保証するものではありません。本症例の患者本人より掲載許諾を取得済みです。

よくあるご質問(FAQ)

Q
5剤併用は本当に必要ですか?1剤じゃダメ?
A
全員に5剤併用が必要なわけではありません。混合型ほうれい線でも、プロファイロ単独(最小介入)・糸+ヒアル(中間介入)でも十分なケースが多くあります。「過去に1剤治療で満足できなかった」「短期間で包括的に改善したい」というご希望の方に、5剤併用が最適です。診察でご相談ください。
Q
5つすべて、一度に受けるのですか?
A
いいえ、1〜2週間ごとに分散して施術します。一度にすべて受けるとダウンタイムが集中するため、機器系と注射系を組み合わせながら、3〜6ヶ月かけて段階的に進めるのが基本です。ご都合に合わせて柔軟にスケジュールを組みます。
Q
ダウンタイムはどれくらいですか?
A
各治療を分散して受けるため、ダウンタイムも分散します。1回ごとは軽微(注射剤は1〜2週間の内出血、機器系はほぼなし)。「大きなダウンタイムが集中して出る」ということはありません。お仕事を続けながらでも進められます。
Q
総費用はどれくらいになりますか?
A
各治療 9,900円〜44,000円(1回・税込)の範囲で、組み合わせと回数により変動します。5剤併用コースとして組む場合は割引があります。患者様のご希望・予算に応じて、最も効果的な組み合わせをご提案いたします。詳細はカウンセリングにてご相談ください。
Q
5剤併用で得られる効果は、いつまで持続しますか?
A
治療内容により持続期間は異なりますが、機器系(オンダ・ソフ)の引き締め効果は1〜2年注射剤(エラビエ・ヌボエン・ジュベルック)の効果は6ヶ月〜1年程度です。年1〜2回のメンテナンスで効果を継続できます。コラーゲン再生(ジュベルック)は長期的な肌再生効果が期待できます。
FOR MEDICAL PROFESSIONALS

医師向けの詳しい学術解説はこちら

本症例の機序解説・分類根拠・治療選択の医学的論拠については、当院院長が主宰する 日本ほうれい線・口横ドレープ研究会(JANPD)の公式症例ショーケースで詳しく解説しています。JANPD 3軸分類学(G-004)と多層介入理論(G-010)の臨床応用最大例として、医師・専門職向けに完全公開しています。

JANPD公式症例#1263 を読む

まとめ──「本気で変えたい」という選択肢

5剤併用治療は、「過去にいろいろ試したけど満足できなかった」「短期間で包括的に変えたい」というご希望に最も適した選択肢です。5剤それぞれが層別に役割分担しており、組み合わせることで1剤では到達できない複合的な改善が得られます。

本症例の患者様は、ご自身の価値観に合致した治療強度を選び、満足のいく結果を得られました。みにょんクリニック銀座では、診察でJANPD診断を行い、患者様一人ひとりの病態・ご希望に合った治療をご提案します。

★ FREE COUNSELING
まずはご相談・詳しく知りたい方へ

「本気で変えたい」「5剤併用が自分に合うか知りたい」── 無料カウンセリングで、あなたのタイプと最適な治療強度をご提案します。お気軽にお問い合わせください。

ソフウェーブの詳細を見る →
韓国みにょんクリニック銀座 | 銀座駅 徒歩1分
休診日:月曜

関連記事