脂肪吸引したのに、
皮膚が余ってたるむ
その余りは「脂肪」ではなく「皮膚」の問題|余った皮膚はソフウェーブで引き締める|院長 みにょん(宋珉英)医師監修
脂肪吸引で細くなったはずなのに、皮膚が余ってたるむ・もたつく——。その余りは、脂肪ではなく「皮膚」の問題です。もう一度吸引しても解決しません。余った皮膚は、引き締めて整える(ソフウェーブ)という考え方が向きます。
なぜ脂肪吸引後に皮膚が「余る」のか
脂肪吸引では、皮膚の下にある脂肪を取り除きます。すると、その脂肪を覆っていた皮膚の面積が余ります。風船の空気が抜けると表面がしぼむのと同じイメージです。若く弾力のある皮膚なら縮んで追いつきますが、皮膚が縮んで元に戻る力(収縮力)が追いつかないと、余った皮膚がたるみ・もたつき・小じわとして残ります。これは脂肪の取り残しではなく、皮膚側の問題です。
「余った皮膚」は、もう一度吸引しても解決しない
ここが大切なところです。原因は残った脂肪ではなく皮膚の余りなので、再び脂肪吸引や脂肪溶解注射をしても、皮膚のたるみはむしろ強まることがあります。脂肪をさらに減らせば、皮膚はもっと余るからです。「細くしたのに老けて見える」という状態は、この脂肪と皮膚のミスマッチから起こります。脂肪と皮膚は別々に考える必要があります(脂肪と皮膚のどちらが原因かの考え方はオンダリフトとソフウェーブの違い|脂肪と皮膚どっちに効く?をご覧ください)。
だから「引き締める」=ソフウェーブ
余った皮膚には、皮膚そのものを引き締めるアプローチが向きます。ソフウェーブは、超音波の熱エネルギーを真皮層に届け、皮膚を引き締める医療機器です。脂肪層に作用しにくいため、「これ以上やつれる(顔コケする)心配が少ない」のが、脂肪吸引後の皮膚にとって相性の良い点です(顔コケについては顔コケせずに引き締めるソフウェーブ)。
なお、ソフウェーブの薬機法承認は顔面及び頚部の「しわ」の改善です。本コラムで扱う脂肪吸引後の皮膚の余り・たるみへの使用は、薬機法上の承認適応ではなく、自由診療として行われます。効果には個人差があり、診察での見極めが前提です。
ヒアルロン酸で「埋める」は逆効果になりやすい
「たるんでいるなら埋めればいい」と思われがちですが、皮膚が余っているところに量を足すと、余りが残ったまま重く見え、かえってたるみが目立つことがあります。余りには、足すより引き締めるのが基本です。そのうえで、皮膚自体がやせて薄くなっている場合は、皮膚の土台を「補う」設計(補充)を組み合わせることもあります。引き締めと補充の組み合わせは、「引き締め」と「補充」はなぜ相性が良いのか|ソフウェーブ×エラビエリトゥオでくわしく解説しています。
余った皮膚にもう一度吸引・脂肪溶解は逆効果。引き締め(ソフウェーブ)で余りを整え、皮膚がやせている場合は補充を組み合わせます。「足す」のではなく「整える」——これが脂肪吸引後の皮膚への考え方です。効果の現れ方には個人差があります。
いつから受けられる?
脂肪吸引の直後は腫れや拘縮(皮膚が硬く突っ張る時期)があります。一般的にはその拘縮が落ち着いてからが目安ですが、適切な時期は吸引した部位・範囲・経過によって個人差があります。「いつから受けられるか」「そもそも余りに引き締めが向くか」は、診察で状態を見て判断します。自己判断で急がず、まずは状態を診せてください。
この治療が向く人・向かない人
向いている人
- 脂肪吸引後に皮膚が余ってたるむ・もたつく方
- 「細くしたのに老けて見える」が気になる方
- これ以上やつれたくない(顔コケを避けたい)方
- もう一度吸引・脂肪溶解には踏み切れない方
一方、余った脂肪がまだ多く残っている場合は、まず脂肪側のアプローチが先になることがあります。また高度なたるみ・皮膚の余りが非常に大きい場合は、引き締めだけでは届きにくく、外科的な皮膚切除などが適応となることもあります。脂肪と皮膚のどちらが主因かを見極めることが出発点です。
まとめ|余りは「取る」より「整える」
脂肪吸引後の皮膚の余りは、脂肪ではなく皮膚の問題。もう一度吸引しても解決せず、むしろ強まることがあります。引き締め(ソフウェーブ)で余りを整え、必要なら皮膚の土台を補う——「足す・取る」ではなく「整える」発想が、脂肪吸引後の自然な仕上がりへの近道です。
よくあるご質問(FAQ)
脂肪吸引のあとに皮膚が余ってたるむのはなぜですか?
脂肪が減った分、それを覆っていた皮膚の面積が余ります。皮膚が縮んで元に戻る力が追いつかないと、余った皮膚がたるみ・もたつきとして残ります。これは脂肪ではなく皮膚側の問題です。
皮膚の余りは、もう一度脂肪吸引すれば取れますか?
取れません。原因は残った脂肪ではなく皮膚の余りなので、再び吸引したり脂肪溶解をしても、皮膚のたるみはむしろ強まることがあります。余りには、皮膚そのものを引き締めるアプローチが必要です。
ソフウェーブは脂肪吸引後の皮膚の余りに使えますか?
ソフウェーブは顔面及び頚部のしわ改善を目的に薬機法承認を取得した医療機器です。脂肪吸引後の皮膚の余り・たるみへの使用は薬機法上の承認適応ではなく、自由診療として行われます。効果には個人差があり、診察での見極めが必要です。
ヒアルロン酸で埋めればいいのではないですか?
皮膚が余っているところに量を足すと、余りが残ったまま重く見え、かえってたるみが目立つことがあります。余りには「足す」より「引き締める」、必要に応じて皮膚の土台を「補う」設計が向きます。
本コラムは医学的な情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。効果の現れ方・持続期間・必要回数・リスク・副作用は個人により異なり、適応の判断には医師の診察が必要です。皮膚の余りが大きい場合は、引き締めだけでは届きにくく、外科的治療が適応となることがあります。
ソフウェーブ(Sofwave)は、中等度又は重度の顔面及び頚部のしわの改善を目的として、厚生労働省より薬機法承認を取得した医療機器です。国内で初めて承認された「皮膚引締め用超音波照射器」に該当します。本コラムで扱う脂肪吸引後の皮膚の余り・たるみへの使用は、薬機法上の承認適応ではありません。施術効果には個人差があります。治療後、一時的に赤み・腫れ・熱感・圧痛・疼痛などが生じる場合があります。当院では、美容医療関連3学会(日本美容外科学会〔JSAPS〕・日本美容外科学会〔JSAS〕・日本美容皮膚科学会)が策定した「皮膚引締め用超音波照射器(Sofwaveシステム)適正使用指針」に基づき、安全講習を修了した医師が施術を行います。
※本治療は顔面及び頚部のしわ改善を目的として承認された医療機器を使用しています。脂肪吸引後の皮膚の余り、たるみ等への治療は自由診療として行われ、承認適応外使用を含みます。
エラビエリトゥオー(Re2O)は、FDA基準の施設で加工されたヒト無細胞真皮(hADM)を使用した注入製剤です。日本国内では薬機法上の承認を得ていません。医師の判断と責任のもと個人輸入により導入しており、同一の成分・性能を有する国内承認品はありません。重篤な副作用が生じた場合も医薬品副作用被害救済制度の対象外です。ヒト由来(hADM)製剤を含むため、施術後は原則として献血ができません。妊娠中・授乳中の方への施術は行いません。注入により内出血・腫れ・赤み・痛み・しこり等が生じることがあります。効果には個人差があります。
その「余り」、脂肪ではなく皮膚かもしれません
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本コラムは医学的な情報提供を目的としており、診断・治療の確約ではありません。治療の適応・内容・リスク・副作用・費用は個人により異なります。必ず事前に医師とご相談ください。個人の感想・結果は効果を保証するものではありません。
韓国みにょんクリニック 銀座 | 院長 みにょん(宋珉英)医師監修