KOREA × JAPAN / 施術の選び方
韓国で美容施術を受けるなら、どれがお得?
本場で受けたい施術と、近くで続けたい施術
日本と韓国、両方の医師免許をもつ院長が考える、限られた予算での選び方
監修 院長 宋 珉英 ・ 銀座 ・ 2026年10月27日
せっかく韓国に行くなら、何か施術を受けて帰りたい。
でも、どれを受けるのがいちばんお得なんだろう。
そんなご相談を、最近よくいただきます。私は日本と韓国、両方の医師免許をもって診療しているので、「先生だったら、韓国で何を受けますか?」と聞かれることも少なくありません。
医師の経歴や手技までしっかり調べてクリニックを選びたい方には、また別の選び方があります。それは以前、Instagramのリールでお話ししました。今回お話しするのは、もう少し身近なケースです。限られた予算と日程の中で、本場の韓国で、韓国の医師に施術を受けてみたい。そんな方に向けた、私なりの答えです。
まずは全体像から。受けたい施術が韓国向きか、近くで受けるほうがいいのか、上から順に「はい」「いいえ」でたどってみてください。
「限られた予算の中で、韓国の医師に施術を受けたい」場合の目安です。
SELF CHECK
フローチャートを、あなたの施術でたどってみる
QUESTION ①受けたい施術は、機械を使う施術ですか?
シミ取りレーザー(ピコ)・ハイフ・サーマクール・ソフウェーブ・ハイコックスなど
QUESTION ②手術・糸リフトなど、ダウンタイムがある施術ですか?
二重・鼻・脂肪吸引などの手術や、糸リフト
QUESTION ③その注射は、日本にまだない薬剤ですか?
ボトックス・ヒアルロン酸・肌育注射など。わからないときは、受ける前に医師に薬剤名を確認しましょう
韓国で受ける価値が高い施術です
韓国では、機械を使う施術も医師が照射するのが原則です。限られた予算で受けるなら、まず候補にしたい施術です。シミ取りレーザーのあとは赤みやかさぶたが出ることがあるので、帰国日と帰国後の予定には余裕をもっておきましょう。
機械系の施術について読む ›3つの確認をしてから判断しましょう
手術や糸リフトは、受ける日より「帰ったあと」を先に考えてください。
- 通訳ではなく、医師と直接十分に話せるか
- 帰国後にトラブルがあったら、どう対応してもらえるか
- その費用は、誰が負担するのか
ひとつでも確認できていないなら、いったん立ち止まりましょう。
手術前に確かめたい3つのこと ›韓国で受けてみる価値があります
日本でまだ受けられない肌育注射なら、韓国で一度試してみる意味があります。新しい薬剤ほど情報が少ないので、成分・向いている肌・リスクを医師に直接確認してから受けてください。
日本未導入の肌育注射について読む ›通いやすい近くで続けるのがおすすめです
日本にもある薬剤は、日韓の料金差が以前ほど大きくありません。定期的なメンテナンスなら、同じ医師に肌の変化を見てもらいながら、通いやすい場所で続けるほうが無駄がありません。
注射の考え方について読む ›先に結論
韓国で受ける価値が高いのは、ピコレーザー、ハイフ、サーマクール、ソフウェーブ、ハイコックスといった機械を使う施術です。韓国ではこうした施術も、医師が行うのが原則だからです。
注射は、日本にもある薬剤や、定期的に続ける肌育注射なら通いやすい近くで。ただし日本にまだ入っていない新しい肌育注射は、韓国で受けてみる価値があります。手術や糸リフトは、受ける前に3つのことを確かめてください。
韓国では、レーザーもハイフも医師が施術する
韓国では、医療機器を使う施術は医療行為として扱われ、医師が行うのが法律上の原則です。シミ取りレーザーも、ハイフも、サーマクールも、ソフウェーブも、ハイコックスも。機械を当てるのは医師です。
日本では、医師の指示のもとで看護師が照射しているクリニックも多くあります。それ自体が悪いわけではありません。ただ、同じ機械でも、誰が当てるかで仕上がりは変わります。
どの深さに、どのくらいの強さで、どこを避けて当てるか。骨格や脂肪の厚み、皮膚のたるみ方を見ながら、その場で照射を変えていく。そこに医師の判断が入るかどうかは、小さな違いではありません。
韓国では、機械の施術も「医師の施術」。
だからこそ、本場で受ける意味があります。
機械系の施術こそ、韓国で受ける価値がある
限られた予算の中で韓国で何かを受けるなら、私はまず機械を使う施術をおすすめします。ピコレーザー、ハイフ、サーマクール、ソフウェーブ、ハイコックスなどです。
韓国はこの分野の競争がとても激しく、医師が照射する施術を比較的受けやすい料金で受けられることが多いからです。日本で「医師に照射してほしい」と思っても、そう指定できるクリニックは限られます。韓国では、それが当たり前なのです。
機械系の施術は、1回の来院で終わるものが多く、旅行の日程にも組み込みやすいのも良いところです。ただ、シミ取りレーザーのあとは、赤みやかさぶたが出ることがあります。帰国日や、帰ってからの予定には少し余裕をもっておくと安心です。
注射は「近くで続けられるか」で考える
注射の施術は、少し事情が違います。最近は、日本と韓国の料金の差が、以前ほど大きくありません。ボトックスやヒアルロン酸、日本でも使われている肌育注射なら、わざわざ韓国で受けても、思っていたほど安くならないことがよくあります。
もう一つ大事なのは、続けられるかどうかです。肌育注射は、一度で終わる治療ではありません。間隔をあけて何度か受けながら、少しずつ肌を育てていくものです。2回目、3回目のたびに韓国へ行くとなると、時間も旅費もかかります。
定期的なメンテナンスは、通いやすい近くのクリニックで。肌の変化を同じ医師に見てもらいながら続けるほうが、予算の使い方としても無駄がないと、私は考えています。
続ける治療は、続けられる場所で。
日本にまだない肌育注射は、受けてみる価値あり
とはいえ、注射にも例外があります。日本にまだ入ってきていない、新しい肌育注射です。
韓国は競争が激しいぶん、新しい薬剤が次々と発売されます。日本に導入されるまでには時間がかかることが多く、韓国ではもう話題になっている薬剤が、日本ではまだ受けられない。そんなことは珍しくありません。
そういう薬剤なら、韓国で一度受けてみる価値はあります。日本で同じものが受けられない以上、「近くで続ける」という選択肢が、そもそもないからです。
ただ、新しい薬剤ほど、効果や副作用についての情報はまだ少ないものです。どんな成分で、どんな肌に向いていて、どんなリスクがあるのか。受ける前に、医師に直接聞いておいてください。
※日本で承認されていない薬剤を海外で使用した場合、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。
手術・糸リフトの前に確かめたい3つのこと
手術や糸リフトのように、ダウンタイムがある施術は、考え方を変えてください。
手術のあとには、腫れや内出血が長引く、左右差が出る、感染するなど、思いどおりにいかないことが起こる可能性があります。そしてそのとき、あなたはもう日本に帰っているかもしれません。受ける前に、次の3つを確かめておくことをおすすめします。
通訳ではなく、医師と直接話せるか
通訳を通すと、自分の希望が医師にどう伝わったのか、医師の説明がどこまで正確に訳されたのか、確かめようがありません。「もう少し自然に」「ここだけは変えたくない」。そんな細かいニュアンスほど、途中で抜け落ちやすいものです。仕上がりのイメージを医師本人とすり合わせられるかどうかが、手術の結果を左右します。
帰国後にトラブルがあったら、どう対応してもらえるか
腫れが引かない、糸が出てきた、左右差が気になる。帰国してからそう感じたとき、オンラインで診てもらえるのか、もう一度韓国まで行く必要があるのか、日本の医療機関を紹介してもらえるのか。手術の前に、具体的に聞いておいてください。
その費用は、誰が負担するのか
修正や再手術が必要になったとき、施術料や渡航費は誰が負担するのか。保証の範囲と期間は、できれば書面で確認しておくと安心です。
脂肪吸引後の修正を専門にしていると、他院で受けた手術のあとに相談に来られる方に、多くお会いします。お話を聞いていると、手術そのものより、「そのあと相談できる場所がなかった」ことに困っている方が少なくありません。
手術は、受ける日より「帰ったあと」を先に考える。
施術別・どこで受けるかの目安
ここまでの話を、施術ごとの例と一緒に表にまとめておきます。
| 施術 | 例 | おすすめ |
|---|---|---|
| 機械系 | ピコレーザー、ハイフ、サーマクール、ソフウェーブ、ハイコックスなど | 韓国で受ける価値が高い |
| 注射(日韓両方にある薬剤) | ボトックス、ヒアルロン酸など | 通いやすい近くで |
| 肌育注射(定期メンテナンス) | 日本でも受けられる肌育注射 | 通いやすい近くで |
| 肌育注射(日本未導入) | 韓国で新しく発売された薬剤 | 韓国で受けてみる価値あり |
| 手術・糸リフト | ダウンタイムがある施術 | 3つの確認をしてから判断 |
※あくまで「限られた予算の中で、韓国の医師に施術を受けたい」場合の目安です。お悩みや肌の状態によって、向く施術は変わります。
どの施術が合うかは、お悩みによって変わります。当院の症例を、患者さんのお悩みごとにまとめています。ご自分に近いお悩みがあるか、見てみてください。
日本と韓国を、うまく使い分ける
韓国で受けるか、日本で受けるか。どちらか一方に決める必要はないと、私は思っています。
機械は本場で、医師の照射を。続ける注射は、通いやすい近くで。日本にない新しい薬剤は、旅のついでに試してみる。そして手術は、帰ってきたあとのことまで決めてから。
日本と韓国、両方の医療を見てきた立場からいえるのは、どちらの国にも得意なことがあるということです。施術ごとに場所を使い分けることが、限られた予算をいちばん生かす方法だと思います。
よくある質問
韓国の美容クリニックでは、レーザーやハイフも医師が施術するのですか?
はい。韓国では医療機器を使う施術は医療行為として扱われ、医師が行うのが法律上の原則です。シミ取りレーザー、ハイフ、サーマクール、ソフウェーブ、ハイコックスなどの機械を使う施術も、医師が照射します。
韓国で美容施術を受けるなら、どの施術がおすすめですか?
限られた予算の中で受けるなら、ピコレーザー、ハイフ、サーマクール、ソフウェーブ、ハイコックスなど、機械を使う施術がおすすめです。医師が照射する施術を受けやすく、1回の来院で終わるものも多いため、旅行の日程にも組み込みやすいからです。
ボトックスやヒアルロン酸は、韓国で受けたほうが安いですか?
最近は、注射の施術では日本と韓国の料金の差が以前ほど大きくありません。日本にもある薬剤であれば、渡航費や時間も含めて考えると、通いやすい近くのクリニックで受けるほうが無駄が少ないことがあります。
肌育注射は、韓国と日本のどちらで受けるべきですか?
日本でも受けられる肌育注射を定期的なメンテナンスとして続けるなら、通いやすい近くのクリニックがおすすめです。一方、日本にまだ導入されていない新しい肌育注射は、韓国で受けてみる価値があります。新しい薬剤ほど情報が少ないため、成分やリスクを医師に直接確認してください。
韓国で手術や糸リフトを受ける前に、何を確認すればいいですか?
通訳ではなく医師と直接十分に話せるか、帰国後にトラブルがあったときにどのような対応をしてもらえるか、修正や再手術が必要になったときの費用を誰が負担するのか、の3つを事前に確認することをおすすめします。
韓国で受けるか日本で受けるか、相談することはできますか?
はい、ご相談いただけます。気になっているお悩みや写真をLINEで送っていただければ、どんな施術が考えられるかをお返事します。
韓国で受けるか、日本で続けるか。
今のお悩みと写真をLINEで送っていただければ、どんな施術が考えられるかをお返事します。韓国旅行の前のご相談も歓迎です。
- カウンセリング無料
- LINEで写真相談OK
- 銀座駅B4出口徒歩1分
10:00〜18:00(月曜休診)/銀座4-3-9 天賞堂ビル8・9階
本コラムは一般的な情報の提供を目的としたもので、特定の国や医療機関での施術をおすすめするものではありません。個別の診察に代わるものではなく、向いている施術はお悩みや肌の状態によって異なります。効果には個人差があります。
海外で施術を受ける際の注意
韓国の法制度や料金、取り扱い薬剤は変わることがあります。海外で受けた施術は、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。施術内容、リスク・副作用、アフターケアの体制、費用負担については、受ける前に施術を行う医療機関へ直接ご確認ください。
料金について
当院の施術はすべて自由診療(保険適用外)です。料金は各施術ページ・料金ページに記載のとおりです。